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鈴鹿8時間耐久ロードレース選手権について② レース・ピットウォーク編
2024.8.23
こんにちは、リカです!
本日はリカの第885投をお届けします。
最近、炊飯器を使った料理にハマっていて、この間は炊飯器でサムゲタンを作りました。炊飯器をお米を炊く以外の事に使う事に少し抵抗があったので、お米を使った料理をメインに炊飯器料理に挑戦してみたところ、簡単においしくできることから炊飯器料理の虜になりました♡炊飯器で作るスイーツにも興味があるので、今度は炊飯器ガトーショコラに挑戦してみたいなーって思っています!
かなり脱線してしまいましたが、先日に引き続き、本日も8耐のお話です☆彡
先日は8耐とは?というところから大まかなスケジュールまでご紹介しました。
▼りんく
今年の8耐はここ10年で一番暑かったと言われており、選手にとってもチームにとっても観客にとってもまさに耐久であったと考えられます。今年も三陽工業の広報課として8耐の出張に行っていたかがっちさんも、今年の8耐はいままでにないくらい暑かったと言っていました。かがっちさんが8耐中に撮影したかっこいい写真が今回のブログにもふんだんに使われているのでおたのしみに✨
今年もKawasakiおんがえしプロジェクトの一環で、「KRP三陽工業&RS-ITOH」として7月19日~21日に三重県の鈴鹿サーキットで行われていた鈴鹿8耐に参戦し、16位という成績を残しました。
この成績はKawasakiのバイクで出場したチームの中ではトップです!
Kasawakiおんがえしプロジェクトは2017年から始まったプロジェクトで、40年以上の歴史を共に歩んできて三陽工業を成長させてくれたKawasakiのオートバイに「何か恩返しがしたい」という気持ちからスタートしました。バイク業界を盛り上げることでKawasakiに貢献すべくレース界へ参戦しています。
2018年からは「KRP三陽工業&RS-ITOH with VISSEL KOBE」としてヴィッセル神戸ともコラボし、Kawasakiのバイクで全日本ロードレース、鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦してきました。過去にリカもブログで紹介しているので詳しくはこちらをご覧ください👀✨
リカも、テレビで8耐の中継を見ていたのですがハイスピードでコース内を周回し続ける選手たちの姿を見て、いい成績を残してほしいという気持ちと怪我をしてほしくないという気持ちで感情がいっぱいいっぱいになったことを決勝から2か月ほどたった今でも覚えています。きっと現地で応援されていた方は、さらなる迫力を感じていたと思うので来年はリカも現地に応援しに行きたいです🏳
そんな今日はレースについてのお話と、ピットウォークについてのお話です。
レースについての紹介では今回「KRP三陽工業&RS-ITOH」で戦ってくださった選手の方についてもご紹介しますね!
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8時間耐久ロードレースとは
ここで改めて鈴鹿8時間耐久ロードレース選手権、通称8耐について簡単にご説明しますね。
前回のブログを読んでくださった方はもうご存じかと思いますが、初めての方向けにさらっと説明をさせてください(*´ω`)♡鈴鹿8時間耐久ロードレースとは文字通り8時間サーキット内を周回し、その周回数を競うロードレースです。三重県の鈴鹿サーキットで毎年7月下旬ごろに開催されていて、レースだけでなく同時開催されるライブイベントや決勝戦前日に行われる前夜祭なども見どころの一つとなっています。
3日間の行程に分けて行われており、
・金曜日は予選とナイトセッション
・土曜日はフリープラクティスとピットウォークと前夜祭
・日曜日はピットウォークと決勝
が行われています。金曜日の予選は2回行われていますが、こちらの予選とは別に決勝戦前に上位10台がスターティンググリットを決めるトップ10トライアルなども8耐の見どころです。この瞬間は、観客も含めサーキット内に緊張感が漂うそうです。
8耐では1つのバイクを2∼3人で回して8時間走り続けます。
3人で交代しながらとは言え、猛暑とタイヤの摩擦で熱されたアスファルトの上を走り続けるのは、体力も削られるしバイクの調子も整えるのが大変だと思います。選手だけじゃなくてピットでバイクの調節をする人やレースに関わる全ての人が力を合わせてレースを走り切る。それが8耐です。.
レースについて
1チーム2~3名のライダーが1台のマシンをシェアして文字通り8時間走り続けます。終了時点で最も多くの周回数をこなしたチームが優勝となります。
三陽工業はKRP(Kawasakiおんがえしプロジェクト)の一環で出場していることもありKawasakiの車両で出場していますが、同じようにKawasakiの車両で出場したチームは「KRP三陽工業&RS-ITOH」を合わせて4チームありました。
その4チームは
Team Kawasaki Webike Trickstar
Kawasaki Plaza Racing Team
Team38
KRP三陽工業&RS- ITOH
となっています。そのうちTeam Kawasaki Webike TrickstarとKawasaki Plaza Racing TeamはKawasakiのオフィシャルなチームです。Team38はカワサキの有志の方が集ったチームで、三陽工業でもスポンサーをしている関係でこちらのチームのバイクには三陽工業のステッカーが貼られています。2024年の8耐では7月19日金曜日に予選が行われ、三陽工業&RS-ITOHは22位、三陽工業がスポンサーを行うTeam38は43位という成績でした。
ここでKRP三陽工業&RS-ITOHのライダーの3名を紹介します。
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選手紹介
柳川 明選手
名前 柳川 明(YANAGAWA AKIRA)
生年月日 1971年7月15日
出身 鹿児島県出身鹿児島県出身のモーターサイクル・ロードレースライダー。1997年から2001年までスーパーバイク世界選手権に参戦。同選手権で日本人ライダーで初めて日本大会以外で勝利する。2002年よりカワサキMotoGPテストライダーを務め、2004年よりチームグリーン、2019年より全日本ロードレース選手権JSB1000クラスにウィルレイズレーシングRSイトウより参戦中。(柳川明オフィシャルサイトより引用)
▼柳川明オフィシャルサイトはこちら
柳川明オフィシャルサイト モーターサイクル・ロードレースライダー (akira87.com).
佐野 優人選手
名前 佐野優人(SANO YUTO)
生年月日 1997年1月11日
出身 大阪府出身4歳でバイク(ホンダQR50)に乗り出し、5歳で初めてレースに参戦。
7歳になりミニバイクにステップアップ。10歳で鈴鹿サーキットレーシングスクール(現HRS)に入校し、同時にNSF100 HRCトロフィーに参戦。2011年より全日本ロードレースGP125クラスへ挑戦を開始。2013年からは全日本ロードレースST600クラスを戦い、2015年より鈴鹿8耐の挑戦もスタート。
(佐野優人オフィシャルサイトより引用)▼佐野優人オフィシャルサイトはこちら
Profile | Professional Racing Rider / Yuto Sano (yuto97sano.com).
佐野 勝人選手
名前 佐野勝人(SANO KATSUTO)
生年月日 1998年10月27日
出身 大阪府出身.
KRP三陽工業RS-ITOHは2024年8時間耐久ロードレースにこちらの3名で出場しました。
水曜日のフリープラクティス中に、柳川選手が転倒しドクターストップがかかったため予選と決勝には出場ができなくなりましたが佐野優斗選手、佐野勝人選手の2名で最後まで走り抜けてくださりました!.
8耐名物のトライアル、スタート形式、ルールの紹介
ここで8耐名物のトップ10トライアルについて&スタート形式、ルールについての紹介をさせていただきたいと思います。
▼トップ10トライアル
8耐では決勝戦前に、事前に行う予選とは別に上位10台のスターティンググリッドを決めるトップ10トライアルが行われます。トップ10トライアルではバイクが1台ずつ走行してそのタイムを競い、グリットを決めます。これによりスタート位置が決まるので、サーキット内には緊張感が走ります。▼ル・マン式スタート
ホームストレート上に予選結果順にマシンを並べ、スタートの合図とともに、ライダーたちが一斉にマシンへ駆け寄り、エンジンを始動させ飛び出していきます。これが8耐名物ル・マン式スタートです。バイクの速さだけでなく、スタートの段階ではライダー個人の足の速さも必要となっています。▼ライトオン
8耐はお昼前の時間から日没後も走行し続けるため、レース途中のライト点灯も8耐ならではのルールです。2016年から、EWCのレースではヘッドライトの常時点灯が義務づけられていますが、鈴鹿8耐でも日没後にライトを点灯するサインを出しています。夜間走行は昼間とはまた異なった緊張感と雰囲気があり、人気を集めています。予選トップ10達の猛者によるトライアルはとても緊張感がありそうですね…!1台ずつサーキットを走ることで走っている時に自分よりも早いライダーとの距離が可視化されない分よーいどん!でほかのライダーと競うよりも難しそうです。まさに己との限界の勝負という感じでしょうか。いつか現地でこの緊張感を直接味わいたいものです。
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2024年8時間耐久レース決勝の様子
7月21日の11:30に8耐の決勝レースがスタートしました。
社長noteにも書いてありますが開始10分ほどでKawasaki Plaza Racing Teamが転倒、他数台も転倒があり波乱の幕開けとなりました。あまりに路面温度が高すぎると、タイヤがグリップしないとかがっちさんに教えていただきました。過去10年で1番暑いレースだったということなので、今回転倒する方が多かったのもそういうことだったのかと学びになりました。8耐はとても過酷なレースです。灼熱の中、バイクをトップスピードで走らせ続け周回数を競います。その為ライダーにもバイクにも想像できないくらいの負担がかかっています。8耐レース中、多くの転倒の場面がありました。ライダーの不調、バイクのトラブル、理由は様々ですが何度転倒しても諦めないのが耐久レースです。途中転倒でバイクが全損したチームもありましたが、そのチームも1時間ほどでコースに復帰していました。ライダーのみならず、チーム全体の集中力と体力が必要になる。チーム一丸となって戦うことが最後まで走り切るうえでなにより重要な事となっています。
チーム一丸となって8時間を走り抜いた結果、KRP三陽工業&RS-ITOHは16位でフィニッシュすることができました。 これは冒頭にも記載しましたが、4台のKawasaki勢の中ではトップの順位です。ついで三陽工業がスポンサーを務めたTeam38がKawasaki勢の中で2位でした。
8耐を走り抜けた全てのライダーさんとチームの皆さん、本当にお疲れ様でした!
皆さん、本当にかっこよかったです。来年こそは現地に応援に行きたい!.
ピットウォークについて
続きまして、ピットウォークについてお話をさせていただきたいと思います。
▼ピットウォークとは
ピットウォークとは走行前のピットを開放して行うファンサービスの事です。
ライダーはピットロードを走行してレースに向かうのですが、ピットウォーク時は一般の方もこちらに入ることが出来ます。選手たちのファンサービスを受けたり、バイクを間近で見ることが出来るバイク好きにはたまらない時間となっています。▼KRP三陽工業&RS-ITOHのピットウォーク
KRP三陽工業&RS-ITOHでは、ピットウォーク中にくじを行いました!
あたり景品は現在非売品で手に入れることが出来ない過去の三陽工業&RS-ITOH8耐オリジナルTシャツやメモ帳、さよりんステッカーなどでした。8耐Tシャツ!!リカも欲しい!メッシュ生地で涼しくてデザインもかわいいんですよ~ ☆ピットウォーク中はさよりんもお手伝いしていたのですが、子供たちに大人気でした!
大抽選会も好評だったのですが一つだけ大反省…💦くじを作成するときにのりをつけすぎてしまいました。開けにくかった方、本当にごめんなさいーー!内容自体は満足してくださる人が多かったので、もし来年もくじをすることになったら開けやすさを意識して作りたいと思います(;^_^▼ピットウォーク楽しみ方
間近でかっこいいバイクを見ることが出来たり、ライダーさんにサインをもらえたりする機会ってあまりないと思うので、これこそピットウォークの醍醐味だと思います!特に8耐は3日に分けて開催されるから推しライダーを見つけやすいかも。サインをもらったりして交流していた選手が数時間後にはサーキット場を走り回っていると考えるととても感慨深い気持ちになります。コロナの時期は、そもそもレースが開催されなかったり、レースが開催されてもピットウォークがなかったりと、寂しい時期もありました。ピットウォークが開催されるようになってからもしばらくは、蜜を避けるため決められた範囲以上は近づけなかったりレースクイーンさんもマスクをしなければならなかったりと制約が厳しい年が続きました。今は、コロナ渦も落ち着きそのような規制もなくなっているので、バイクレースに行かれる際には是非ピットウォークも楽しんでみてくださいね♪
チームによって特色が異なるので応援しているチーム以外にも見に行くと様々な発見があり楽しいです。レースが初めてで楽しみ方がわからないという人でも、ピットウォークはお祭りのように楽しいので是非一度行ってみてください(^▽^)/
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以上、今回は8耐のレースとピットウォークについてご紹介しました!
少しでも魅力が伝わっていたら嬉しいです(^▽^)/
リカも来年こそは見に行くぞ~!!
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本日も最後までご覧いただきましてありがとうございました!
それでは今日はこのあたりで!!
ほなね~リカでした!
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