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三陽工業本社のエントランスをご紹介しちゃいます!
2024.8.28
こんにちは、リカです!!
本日はリカの第887投をお届けします。
突然ですが皆さん、三陽工業のエントランスを見たことはありますか?実は季節やイベントに合わせて模様替えを行ったりしているんです!去年の12月25日にはクリスマス使用のエントランス紹介ブログを投稿しました。ツリーを飾ったり、クリスマスバージョンのさよりーんズがいたりして、とってもかわいい空間だったのでこちらのブログもぜひチェックしてみてください(⋈◍>◡<◍)。✧♡
▼クリスマス仕様のエントランス紹介ブログはこちら
第796投 クリスマス仕様エントランスやっぱりお客様が来た時に、1番最初に目に入る場所なので季節に合わせて装いを変えたり楽しい!面白い!と思ってもらえるよう意識しています!もちろんバイクの展示もとってもかっこいいですよね。リカも見るたびにバイク乗ってみたいな~って思っています!
ということで今回は、三陽工業エントランスを徹底紹介していきたいと思います!
8月ということもあって、エントランスにあるブラックボードも更新してあるので歴代のブラックボードと共にご紹介していければと思います!!
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Kawasakiおんがえしプロジェクト
まず入ってすぐ左手に「Kawasakiおんがえしプロジェクト」の看板があります。三陽工業が2017年から始めているこのプロジェクトは、今年で8年目を迎えました。Kawasakiに対して感謝の想いがあるからこそ、その灯を消さないよう三陽工業も走り続けています。入口のみんなが目に付きやすい位置にこの看板があるからこそ、リカはいつも初心に帰って気を引き締めて広報室に向かうことができます!
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展示コーナー
靴箱を通りすぎた右手にはいろいろなトロフィーや盾、賞状などが展示されています。三陽工業野球部福岡チームでいうと、第40回南福岡早朝野球大会で優勝したトロフィーや、第73回天皇腸杯で準優勝したトロフィー、中でも特別大きいGBN2017九州1部で優勝したトロフィーが飾ってあります!リカは野球部ではないし、試合に出ていたわけでもありませんが、三陽工業の仲間が活躍して結果を残したトロフィーを見ると嬉しくなると同時に誇らしくなります!今年も福岡チーム・DREAMTEAMが試合でたくさん勝利できるように、リカも精一杯応援していきたいです(^▽^)/
他にも!第11回中日新聞社広告大賞、スポーツ紙の部で優秀を獲得した盾もあるんですよ!この広告をデザインしたのは何とかがっちさんなんです!凄すぎる!!
かがっちさんがデザインしている三陽メンバーのキャラクターと、三陽工業のモットー「日本の製造現場を元気にする」という言葉が書いてあります。かがっちさんは本当に似顔絵が上手で、リカも自分の似顔絵を書いてもらったときとっても嬉しかったのを覚えています♡
また、三陽工業がスポンサーを行っているvissel神戸関係のグッズもたくさん展示してありますよ~!野球よりサッカー派です!って方も楽しめる展示コーナーとなっておりますので、是非三陽工業に来られた際にはじっくり見てみてください!
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バイク展示コーナー
続きましてご紹介するのは、三陽工業エントランスのメインともいえるバイク展示コーナーです!!やっぱり1番目を引くのはここなんじゃないかなぁ~?バイクに興味がない人でも、この展示は思わず「かっこいい」って言っちゃうと思います。
現在エントランスに展示しているバイクは、
①8耐でも実際に使用した「10R」
②三陽の研磨技術を用いて磨けるだけ磨いた「ninja250」
の2台です。このブログを読んでくれている皆さんに、少しでもバイクへ興味を持って貰いたいのでこの2台のバイクを詳しく説明していきたいと思います!①「10R」
10Rは排気量1000㏄クラスの新たなスーパーバイク世界選手権参戦モデルとして、また9Rの後継モデルとして2004年に発売されました。スーパーバイク世界選手権(WSBK)において2015年から2020年まで6連覇という偉業を達成している、本当にすごいバイクなんです!Kawasakiのバイクを象徴とする、緑色の車体がレースでもひと際目立ってかっこいいですよね。
三陽工業で展示しているこの10Rは、毎年7月末に鈴鹿サーキットで行われる「鈴鹿8時間耐久ロードレース選手権」で実際に使用されたバイクです!「夏の祭典」とも呼ばれるこの大会に、三陽工業は2017年から参加しておりこのバイクは2018年に使用されました。
過去に詳しく鈴鹿8時間耐久レースのことを話している回があるので、ここでは簡単に説明します。このレースは文字通り8時間ずっと走り続けるレースです。2~3人の選手が交代しながら走り続けるわけですが、夏のサーキットは暑くて暑くて選手の皆さんも本当に体力が削られていると思います。8時間の中で周回数を競うレースなので、ものすごく長い距離を走るんですよ!実際、タイヤ交換や給油の時間(約15分ほど)しかバイクは止まらないそうです。そのため走る距離は、約1200キロにもなるんだとか…。1200キロって文字を見てもあんまりピンときませんよね(笑)大体、兵庫県明石市から秋田県大館市までが約1200キロなんですが、こう聞くとめっちゃ遠くないですか!?兵庫から秋田まで行ける距離を、8時間走り続けるなんて選手の皆さんも10Rというバイクも改めてすごいなと思います。
実際に展示されているバイクを見てもらうと、何か黒いものが付いているのが分かると思います。これは「タイヤカス」と言われるもので、地面との摩擦によってはがれたタイヤが付着しているんです!こういうものを見るだけでも、レースの臨場感が感じられますよね!皆さんも三陽工業に来られた際には、是非細かいところまでじっくり見てみてください!!
②「ninja250」
Kawasakiから発売されている250ccクラスのスポーツモデルバイクです。250ccという手軽に利用できるクラスでもありながら、シャープで疾走感ある見た目とアグレッシブなスポーツライディングも楽しめるバイクとして人気を集めています。
そんなスタイリッシュなninja250を三陽工業が磨いちゃいました!!
実際に展示されているバイクを見ていただくと、普通のバイクとは違う部分があるんですがなにかわかりますか??普通、バイクには「カウル」という車体を覆うように取り付けられたパーツがあります。このカウルの役割は、前方からの風を防いで空気抵抗を減らしたり、ライダーの疲労や体温の低下を軽減させる役割を担っているんです!つまりバイクに必要なものの一部なんですが…
この部分を取り外して、中の磨けるところをぜーんぶ磨いてあるのが三陽工業エントランスに展示しているninja250です!!三陽工業はKawasakiと深い繋がりがあり、三陽の研磨技術はKawasakiに育ててもらったと言っても過言ではありません。だからこそ展示しているバイクの磨けるところをピカピカにして、唯一無二のバイクに仕上げました。リカもエントランスの掃除をしている時に、バイクを間近で見たりするのですが、細かいところまでピカピカですごいんですよ!!本当に三陽の研磨職人さんは、誰にも負けない素晴らしい技術で三陽工業を支えてくださっているのだなとリカは尊敬しています!!
ただ、研磨で磨いちゃった分公道で走らせることはできません(笑)三陽の福利厚生でレンタルバイクがありますが、こんなにピカピカでかっこいいninja250も乗ることができないんですね〜。そこが少し残念ですが、乗れない分たくさんの人に見てほしいです!!三陽工業の研磨技術も伝わる素敵なバイクなので隅々までご覧ください!
この2台のバイクの後ろには様々なユニフォームが飾られています。
バイクのピットシャツや、vissel神戸のTシャツ、Kawasakiがレースで優勝した時の記念Tシャツ、そして三陽工業野球部のTシャツがあります!中にはバイクレースのスーツもあるのですが、これは岡村光矩さんが実際に使用していたものなんですよ!とっても貴重ですよね♪
岡村さんの紹介を少しだけさせていただきます。1988年9月15日生まれの福岡県福岡市出身の岡村さんは、2008年にST600クラスにデビューされて2014年からRS-ITOHに加入されました。KRP三陽工業&RS-ITOHとしてレースに挑んだのは2017年からだそうです!2017年から2020年の4年間、三陽工業と共に戦ってきてくれました。KRP三陽工業&RS-ITOHwithVISSELKOBEでの最高成績は2018年のオートポリスでの8位です。オートポリスは岡村選手のホームコース(ホームコースとは慣れ親しんだコースのことです!コースの状況を十分に知り尽くしているため、運転上のミスやロスが少なかったりします。)でもあるので、他のコースとは思入れが違いますよね…。これまでにたくさんの努力と、練習を積み重ねてきたからこそ、このような好成績を残してくれたんだなとリカは感動しました。一緒に戦ってきた4年間があったからこそ、三陽工業のエントランスに貴重な岡村選手のレーシングスーツが飾られているんですね!こういった歴史も含めてバイク展示コーナーを楽しんでいただきたいと思います。
先ほど研磨の話が出たので、続いては研磨の展示物をご紹介しようと思います!
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研磨コーナー
バイク展示コーナーの向かって左側に、三陽の研磨技術によって磨かれた展示物が並んでいます!3つ展示物が並んでいて、その下側に大きな板が置かれているのですが、半分だけが磨いた状態になっているのでどれだけピカピカになっているかがよくわかります!ここまでピカピカに磨ける研磨職人さんってやっぱりすごい!!
三陽工業の研磨の始まりはKawasakiのバイク部品です。KawasakiのバイクにW800という車種があるのですが、そのバイクのバフ研磨・クリアコート・クロームメッキは全て三陽工業の研磨職人さんが役割を担っています。3つ並んだ展示物の1番左側にあるのがベベルギアカバーと呼ばれるもので、円錐状の形状をしたギアのカバーです。以前のW650 という車種ではクリアコート使用でした。同じ素材を使用して、クリアコートからクロームメッキ仕様へと変更するのは、同じ表面処理だとしても素材に対しての負荷が大きく異なることもあって、不可能に思えるほど不良事だったんです。
しかし!!それを実現させたのが三陽工業の研磨職人さんでした!!職人の皆さんが素材と格闘し、クロームメッキに耐えうる研磨を施すことで完成したんです。たくさんの試行錯誤と苦労によって生まれたW800だからこそ横のステージにW800 を展示しています。
その隣にあるのが「食品製造ライン用ホッパー」を研磨したものです。三陽の研磨ではバイク以外の部品も研磨しています。以前は研磨した品物がそのまま完成品となることはほとんどありませんでした。しかし三陽工業の営業社員がお客様に飛び込んで、依頼をいただくことができたのがこのホッパーです。この部品との出会いは三陽工業の営業と職人さんの力が融合した、とても素敵な部品です!!
3つ目の展示物は、「ガスタービンのブレードの研磨をお願いしたい」との依頼が来た際に、これまでKawasakiのオートバイ部品しか磨いたことのなかった職人さんたちが突然突き付けられた命題を乗り越えた歴史を持つ部品です。今まで行ってきた「磨き」という工程だけでなく、硬い合金の素材も削っていかなければなりません。ここには0.1mm単位で寸法や形状を作っていく必要がありました。「無理かもしれない」と誰もがそう感じてしまうものでも、三陽の研磨職人さんたちは諦めませんでした!三菱重工業高砂製作所の研磨職場に入り込んで技術を習得し、研磨を施したんです!!今では高砂製作所内をお借りして「三菱工業高砂事業所」では、ガスタービンのブレードを研磨しています。研磨職人さんたちの諦めない気持ちが今の三陽工業の成長に繋がっているんですね!。
「日本のものづくりにわたしたちの力を」という概念を象徴している三陽の研磨職人さんは本当にかっこいいですし、リカもとっても尊敬しています。ぜひこの素晴らしい研磨技術を間近で感じてみてください!
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ブラックボード
最後にご紹介するのは、ブラックボードコーナーです!
毎月頭の朝に広報メンバーが書き換えを行っています。ブラックボードには、社内のイベントごとやバイクレース関係のスケジュールなども記載しているので社員の皆さんにも見てもらいたいコーナーです。
ここでせっかくなので、歴代のブラックボードを少しだけご紹介しますね♪♪
過去にはアニメのキャラクターを描いていたり、季節感を意識したデザインになっていたり担当している広報メンバーも楽しみながら描いています!リカも担当したことがありますが、このブラックボードは壁から剝がせないので結構書きにくいんです……(笑)いろんな人に楽しんで見ていただけるように、デザインにもこだわっているのですが、難しいイラストとなると何回も描きなおしてしまうので結構大変でした!
7月からは、みなっちといどっちが担当してくれているので次回のブラックボードはどんな感じになるのかリカも楽しみです♪
写真このコーナーの下にも賞状やトロフィーがあったり、サイン入りのボールがあったりするのでそこもチェックしてみてね~!
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以上、三陽工業エントランス紹介でした!
皆さんも三陽工業に来られた際には、隅々まで楽しんで見ていってくださいね!
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本日も最後までご覧いただきましてありがとうございました。
それでは今日はこのあたりで。
ほなね~、リカでした!
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