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【73歳森本さんの第15投!】~北アルプス槍ヶ岳頂上登山にチャレンジ~後編
2023.4.17
ブログをご覧の皆さん、毎日、楽しく元気で健康にお過ごしですか。
本日は『北アルプス槍ヶ岳頂上登山にチャレンジ』後編 をお送りします。.
槍ケ岳山荘に到着後、山荘に入り宿泊申込みの列に並び受付を済ませ、部屋に案内して戴きました。
夜寝る場所を確保出来たことに安堵、乾ききった喉に缶ビールを流し込み横になるといつの間にか、眠り込んでしまいました。午後5時過ぎ、寒気をもよおし目が覚め慌てて持ってきた冬服に着替え、おにぎりとバナナで空腹を満たしました。
眠っている間に部屋内は超満員になっており約6畳に9人が寝る状況です。
夜9時過ぎに布団に入り寝ようとしましたが寝返りも出来ず体は真っすぐ上を向いたままで右隣は一晩中いびきをかき、左は喘息で咳をしております。
結局、殆ど寝ることが出来ませんでした。夕方少し寝ていて本当によかったです。夜中の3時頃、部屋の窓から槍ケ岳山頂を見ましたが、流石に早すぎて、だれも登っていません。
4時過ぎに玄関へ行ってみると、既に頂上登山者とみられる数人がスタンバイ。
昨日の混雑を見ていますから、いつでも出発できるように待機することにしました。暫くしますと、山頂方面へ歩いていく人を見かけ、私も急いでリュックを背負い、暗闇の中を出発しました。周りはまだ真っ暗、前方の登山者の小さな明かりを見ながら方向を確認し、私の懐中電灯で足元を照らして岩場を歩きはじめました。夜空を見ても真っ暗です。下を見ますと登ってくる人の微かな光が見えますが昨日見た山荘より急勾配にびっくり、足が竦みそうになります。
何とか、予定してました時間より早く、約30分で山頂に到着しました。
頂上は何と15畳ほどのゴツゴツした岩の上で、おもっていたより狭いのにびっくり、今まで登った山でこんな頂上は初めてです。これが「槍先」と云われる所以でしょうか。既に5~6人いましたが、まだ真っ暗闇。暫く座って、長年の想いであった槍ケ岳頂上登山の達成と感激に浸って、ご来光を待ちました。いつの間にか人も増え、二十五人ぐらいになってぎっしり状態。登れない人は鉄梯子を握りしめて待機しています。聴いていた通り、早朝から大混雑。
天気は良さそうでしたが、夜明け前の冷え込みは、冬服を着ていても本当に寒く、風が吹くと風よけもなく、体を丸めるだけ、おまけに足元の絶壁をみると更に震えが増してきます。段々と周りが明るくなってきますと、遠くに富士山が証明写真ぐらいに小さく見え始め、真下には穂高の山小屋の屋根がまるで押絵の様に、小さく赤く見えてきました。
いよいよご来光の瞬間、三百六十度展望の山々の頂が、浮き上がってくる感じで最高の眺め、槍ケ岳の穂先が太陽と反対の後ろ山に映し出された時は、周りで「ウォー」と歓声が挙がるほど、何とも言えない幻想の様相を味わうことが出来ました。
最高の瞬間を過ごしたあと、下山準備に取り掛かりました。
「槍先は登るときより時より降りるときほど要注意」と聞いていましたので、九十度傾斜の冷たい鉄梯子を両手でしっかり持って、降り始め、狭いところでは登山者とすれ違いながらも、約20分で槍ケ岳山荘に着きました。登山者の混雑を考え、山荘で休憩せずもにすぐに下山することにしました。
苦労して登って来た山道をはや足で引き返し、槍平小屋に午前7時30分に到着。少し休んでから、登山口のホテル穂高前まで一気に下山。山頂で一泊したものの、本当にクタクタです。
でも、3180mの展望はまさしく雄大、最高の眺めを満喫することが出来ました。今回、私は少々無茶な登山をしましたが、これから槍ケ岳に登ってみようと想われる方は、どうぞ余裕をもった計画をしてください。
槍先には朝まだ暗いうちから登るのが良いかと思います。
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如何でしたでしょうか、私の『北アルプス槍ヶ岳頂上登山にチャレンジ』参考になりましたでしょうか。
最後までご覧戴き本当に有難うございました。
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まさに 『アルプス一万尺』の世界ですねw
小槍の上の景色は さぞかし素晴らしかったんでしょうねw
登山される方々の それぞれの思い
無事に下山されるまでの間 共有しあえるものだったと思います
また 別の頂に チャレンジしたくなられたんではないですか?w
お疲れ様でしたw