【73歳森本さんの第14投！】～北アルプス槍ヶ岳頂上登山にチャレンジ～前編

2023.4.14

ブログをご覧の皆さん、毎日、楽しく元気で健康にお過ごしですか。
前回までは東海道五十三次のお話をさせていただきましたが、本日は『北アルプス槍ヶ岳頂上登山にチャレンジ』前編 をお送りします。

今回は、念願の北アルプス最高峰『槍ヶ岳』３１８０ｍに２０１５年(平成２７年)９月２１日敬老の日午前５時に、６５歳１１ケ月、遂に４回目のチャレンジで頂上まで登り、ご来光を見る事が出来ました。その時のお話しをさせて頂きます。 

私は、槍ケ岳山頂登山に４度チャレンジしましたが、槍ケ岳のスケール、高峰登山の厳しさ、自身の準備の甘さから頂上まで登りつめる事が出来ず、途中で断念しました。しかし、是非、山頂まで上りたい想いがありましたので諦めず挑戦致しました。
今回はその時の失敗、感激のお話しをさせて頂きます。
これから山登りをやってみようかなとおもわれる方の参考になれば有難いです。
興味のある皆さん、最後までご覧ください。

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１回目は２０１３年８月、夏季休暇に日帰りするつもりで登りましたが、飛ばしに飛ばし過ぎたため、酸欠と疲労のため標高３０００ｍで脚が一歩も前に出なくなり、山頂を目の前に最後の４００ｍ手前でダウンし引き返すことになりました。

２回目は２０１４年５月、登山口の新穂高ホテルより高峰は残雪が多くありましたが、何とか槍平小屋迄は登ったものの、その先は殆ど急勾配の雪上を歩くのですがアイゼン、ステックの雪用具を持っておらず急斜面で滑ってしまい、それ以上登ることが出来ませんでした。山頂まで約１５００ｍ手前でリタイヤしました。

３回目は２０１４年７月に再々挑戦しました。この年は梅雨時の雨量が例年になく多く、４か所あります沢の２か所目が増水し、上がったり下ったりし渡れる箇所を探しましたが見つからず、槍平小屋手前で断念しました。

４回目は、今までの経験から少し荷物は増えますが、山小屋で一泊するつもりで計画しました。
当日は、登山口に午前４時前に到着し車中で夜が明けるまで休憩しながら待ちました。
周りが明るくなってきた６時１５分に新穂高登山口をスタートしました。
登山道は何回か来て歩きなれていますから急がず適当な速さを保ちながら歩きました。

途中の槍平小屋に１０時過ぎに到着。
１回目に飛ばしすぎて山頂手前まで登りながらダウンし引き返した嫌な経験がありますから先の急勾配に備え持ってきた果物を食べて暫く休憩して歩く事にしました。
途中、５回休憩し絶対に無理をしないようにゆっくりと登りました。

午後３時過ぎに標高３０００ｍの槍ケ岳山荘に無事到着。

流石に北アルプス最高峰、槍ケ岳です登山客も多く山荘前の展望台や周辺に約３００人がそれぞれ、槍ケ岳山頂を眺めている人、遥か遠く北アルプスの峰々を眺めている人、展望台に座って一杯飲んでいる人が夕暮れ迫る時を過ごしていました。

ここからは、山頂目指す鉄梯子に登る人、降りる人が数珠繋ぎになっているのが見えます。
聞いていた通り「槍先までの１８０ｍは登り３時間、下り１時間」の現実を目の前にしました。 

いよいよ明日は鉄梯子を伝って山頂を目指すんだと密かに気合を入れなおしました。

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今回は槍ケ岳山荘、到着までお話しさせて頂きました。 

最後までご覧戴き有難うございました。