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全日本ロードレース選手権第5戦inモビリティリゾートもてぎ レース結果やそのほかの詳細について語るの巻
2024.10.28
こんにちは、リカです!
本日はリカの第909投をお届けします。
今日のブログは全日本ロードレース選手権第5戦inモビリティリゾートもてぎのお話をさせていただきたいと思います!レースの結果や詳しいレースの詳細をかがっちさんから聞いてきたので、ぜひ最後までご覧ください♪
ちなみに皆さんは「モビリティリゾートもてぎ」って行ったことありますか?これまでのブログでも周辺の観光スポットや施設などをご紹介してきていますが、馴染みのない方も多いのではないでしょうか。モビリティリゾートもてぎは、栃木県にあるサーキット場で、結構遊ぶ施設があったりするので、お子さんも楽しめちゃうスポットです(^^♪
リカ的に栃木と言えば“いちご”!「とちおとめ」とか有名ですよね~!他にも徳川家康を祀っていて、世界遺産にも登録されている“日光東照宮”なんかもあります。温泉とか自然豊かな景色がいっぱいで、リカもいつかゆっくり観光してみたいです♪
皆さんも全日本ロードレース選手権でモビリティリゾートもてぎに行った際には、栃木県の魅力を存分に味わってきてくださいね!
それでは本題に戻りまして、今回お話する第5戦は8月24日~25日に開催されました。レース会場に行っておられたかがっちさんいわく、8耐よりも暑かったそうです…湿度も高くて余計ムシムシしていたんだとか。年々気温が上昇しているので、皆さんもレースを見に行く際にはしっかりと熱中症対策を行ってくださいね!!
またバイクのレースだけでなく、4輪のレースも行われていたので観客の方が多かったそうです。その分また違った雰囲気や緊張感があったんだろうな~、リカもいつかレースを生で見て、会場ならではの雰囲気を感じてみたいです!
それではまずはピットウォークの様子からお話していこうと思います!
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ピットウォーク編
バイクレースについてあまり詳しくないよって言う方に向けて、バイク用語の説明を入れながらお話していきますね!
まず「ピット」というのは、サーキットに設けられた競技車両の整備を行う場所のことを指します。これまでのブログでは、何もないコンクリートのお部屋だとお話してきていますが、結構レースの会場によって違いがある気がするんですよね~!もてぎはオレンジ色の柱なのが特徴的。この柱を見るだけで「もてぎだ!」ってわかるようになってきました( *´艸`)
シャッターの前には、三陽工業&RS-ITOHの文字と佐野選手の名前が入った看板が掲げてあります。ピットはライダーさんとチームの皆さんの基地的な場所でもあるので、ファンの方達からすると胸が高まるスポットですよね(*^^*)
そんなファンの皆さんが楽しみにしているであろうイベントが「ピットウォーク」♪
このピットウォークというのは、ピット前にある道(ピットロード)が解放されて、各チームのピットガレージを見ることが出来たり、ライダーさんやレースクイーンさんと近くで交流が出来たり、マシンなんかも間近で見学できちゃう時間なんですよ!
自分が応援しているライダーさんと交流ができるなんて嬉しすぎますよね(>_<)
チームによってはイベントが開催されていたり、サイン会があったりするのでレースを見に行く際にはぜひ参加してみてくださいね✨目の前でサインを書いてくれるなんて、ファンからしたら一生思い出に残るイベントだと思います!リカもバイクレースを現地で見る機会があったら、絶対に参加するぞ~~🔥(笑)
他にも、実際にレースで走っているバイクや整備の様子が近くで見れるのも嬉しいポイントですよね!普段は見ることのできない細かなところまで見ることができるので、バイク好きの皆さんにとってもたまらない体験ができます。
チームによってはノベルティとかグッズを配布することもあるんです!三陽工業&RS-ITOHも8耐の時に過去のレースTシャツやうちわなんかが当たるくじ引き大会を開催していました。いどっちとみなっちが作ってくれたくじ箱も活躍していたみたいです♪雨にも負けないしっかりとした作りに仕上げてくれたので、綺麗なまま広報室に帰ってきました👍✨
広報メンバーとしては、やっぱり「ファンの皆さんが楽しめる」っているのを第1に考えているので、次はもっともっと楽しい企画にできるよう頑張ります(*^^*)
続いてはグリッドの様子をご紹介!
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グリッド
グリッドというのは、レース開始前にバイクがスタート位置に整列するための場所を指します。実はバイクのレースって、みんなが同じ位置からスタートするわけではないんです。皆さん知っていましたか?
ブログでも何度もこのお話をしているので、ご存じの方もいらっしゃるかとおもいますが、バイクのレースはあらかじめスタート位置が決まっており、そこからそれぞれスタートしていくというスタイルなんです!
このスタート位置は、予選レースの順位で決まります。ということは、予選で上の順位になればなるほど、決勝で良いスタート位置を獲得できるってわけなんです(*^^*)予選の順位が下にだったり、予選中に違反行為などをしてしまった場合もペナルティとしてグリッド位置が後ろに下げられるんだとか。予選でいかにいい順位でゴールするかが、良いスタート位置に就くことができる決め手になるんですね~!
ちなみに予選で1位になった選手は、「ポールポジション」という先頭のスタート位置に着くことができます。最前列からのスタートなので、他のライダーより早く加速できるだけでなく、前方に他のバイクがいないため視界も良好です。最初のコーナーからも1番近い位置であるため、有利に当たります。
このポールポジションの概念は競馬に由来するそうです!
競馬では観客席から離れた位置からのスタートでも馬番が判りやすいように、ゼッケン1番の馬の位置にポールを立てる習慣がありました。この「1番の位置にポールを立てる」という習慣がバイクレースなどのモータースポーツに転じて、最前列のスタート位置を「ポールポジション」と呼ぶようになったそうです。
もちろんこのポールポジションからスタートする選手には大きなプレッシャーや重圧がかかっていると思います。でも最も良い成績で予選を突破したという証でもあるので、ライダーさんたちにとっては誇らしいポジションでもあるんですよ!
この知識はバイクレースを見るときの参考にもなると思うので、ぜひ覚えていてくださいね♪
またスタートの方法も違いがあります(*^^*)
8耐を見たことがある方は、全日本ロードレース選手権とのスタートの違いに気づくかもしれません。実は8耐のスタート方法は、スタートの合図と共にライダーがバイクに駆け寄ってエンジンを始動させて発信する「ルマン式」が採用されています。一方で全日本ロードレース選手権は、バイクにまたがった状態からのスタートなのでそれぞれ違いがみられて面白いですよね♪
ルマン式に関してはライダーの足の速さなんかも重要になりますし、バイクに駆け寄った際に転倒することもあるのでとても緊張感がある場面と言えます。
ライダーさん達はどっちのスタート方式が好きなのか気になるな~( *´艸`)
足に自信のある選手はルマン式の方が好きなのでしょうか?それともあまり違いは感じないのか?
いつか聞ける機会があったら聞いてみたいです!!
続いてはレースの結果や詳細をお伝えしていきます!
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レース結果レポート
先ほどもお伝えしましたが、全日本ロードレース選手権の第5戦は8月24日~25日に栃木県にあるモビリティリゾートもてぎで開催されました。
もてぎのコースは全長4801メートルあって、高低差は30メートルほどになるそうです。また、1コーナー、3コーナー、5コーナー、V字コーナー、ヘアピン、90度コーナーなどがあり、ブレーキングの激しいコースとなっています。
簡単に説明すると、「1コーナー」はスタート直後の重要なコーナーで、スピードを落としながら曲がるそうです。ここでのブレーキングがレースの流れを大きく左右するためとても重要なポイントでもあります!
「3コーナー」はややブラインドになっており、先が見えづらいんだとか。「5コーナー」は見た目以上にタイトなコーナーで、後でお話するヘアピンに近い感覚で曲がる必要があるそうです。
「V字コーナー」は名前の通りV字型のコーナーで、減速してから急激に曲がる必要があります。このスポットは観戦場所としても人気があって迫力満点のレースを見ることができるみたいです✨
「ヘアピン」というのは、急な右カーブで上り勾配になっているため、ブレーキングが効きやすい点が特徴となっています。
そして「90度コーナー」は、もてぎの中でも最大のバトルポイントです!長い直線からの急減速が必要なので、ブレーキング競争やポジション争いが激しくなる場所でもあります!
一つのコースの中にこんなにもいろいろなコーナーがあるのだと、リカもびっくりしました。今ご紹介したコーナーの他にも、もてぎには全部で14のコーナーがあるそうなので、それぞれでライダーさんがスピードを調節したりバイクをコントロールしたりしています。本当にすごい技術力ですよね(*^^*)
またもてぎのコースは「ストップ・アンド・ゴー」と呼ばれるレイアウトで、世界的にもブレーキに厳しいサーキットの1つなんだとか…
また、オーバルコース(楕円形に近い形状のコース)との立体交差部分はトンネル型になっており、コースを1周する間に2カ所のトンネルを通過する珍しいレイアウトでもあります。
このようなコースで開催された全日本ロードレース選手権、後半戦の初戦でもある第5戦。三陽工業&RS-ITOHの佐野選手は、前半戦とは大きくマシンの変更を行って挑んでいました。今大会はサスペンションと呼ばれる車両のタイヤとボディの間に位置する装置のメーカーを変えています。サスペンションは、路面の凸凹からくる衝撃を吸収したり、車体の安全性、操縦性の向上を図る役割があります。このような装置の変更を行ったため金曜日に行われた2回のART走行(合同走行セッション。レース前の練習やテスト走行として行われる)では、マシンのセッティングに時間を費やし、マシンへの理解を大きく深めていたそうです!
大会初日土曜日の佐野選手は、予選開始と共にコースインして周回数を重ねていきます。レースの途中にセッティングを少し変更して、再度コースに復帰します。するとこれまでのタイムを更新し、1分50秒台を記録!そこから更なるタイム更新を狙ったものの、時間が足りず予選の結果は17番手となりました。
日曜日のレースは20周という長いレースでありましたが、佐野選手は慎重に周回数を重ねていきます。レース中盤、ライバルたちが少しずつタイムを落としていく中でも、佐野選手はペースを落とすことなく走り続け、追い上げていきました。
9周目に入るとスタートから5つポジションをあげて12番手にまで追い上げていきます!どんどん順位を上げる佐野選手!リカも必死に応援していました🔥しかしライバルも食らいつきます。接戦が繰り広げられ、14周目の時点で13番手となりますが、佐野選手も諦めず白熱したレースとなっていました。その中で残り2周を目の前にエンジントラブルが発生してしまいます。このエンジントラブルによって走行することが出来ずマシンをコース外へ…チェッカーは受けられなかったものの、規定周回数は満たしていたため18位という結果で第5戦は幕を閉じました。
トップ10入りも見えていたレースだったので、悔しい気持ちでいっぱいですがこれもバイクレースならではの結果だと思います。
佐野選手も日曜日のレースについて
「レースでは、前半タイムを上げることが出来なくてもったいなかったけれど、周りのペースが落ちてきた時に自分のペースが落ちず追い上げることが出来て、レースの組み立てとしては上手く行きました。後半のアベレージタイムも悪くなくて更にプッシュすればシングルフィニッシュ出来るかもしれないと考えていたので、完走できなかったことはとても悔しいです。次戦のオートポリスのレースでは、前半からペースを上げられるようになれば良い結果が得られると考えています。
ファンや関係者の方々、スポンサーの方々、家族、いつも応援ありがとうございます。今後とも応援をよろしくお願い致します。」と仰っています。
完走できずとも本当に素晴らしい走りを見せてくれました!次のレースも期待が高まりますね。皆さんも今後とも応援のほど、どうぞよろしくお願いします!!
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本日も最後までご覧いただきましてありがとうございました。
ではでは本日はこのあたりで。
ほなね~、リカでした!
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