三陽工業が『工場管理』に掲載されました！～人材戦略とM&Aの取り組み～

2025.12.9

こんにちは、リカです！

本日はリカの第1063投をお届けします。

今日は「メディア掲載のお知らせ」です！

実は、2025年10月1日発行の【工場管理】という雑誌に、三陽工業が掲載されました✨

連載『逆風を追い風に変える！中小製造業へのエール』というコーナーで、『正社員９割派遣が武器！～「採用力」で未来を拓く三代目の挑戦』というタイトルで紹介されています。

今回の記事では、三陽工業がどんな想いで事業を展開しているのか、どんな課題に日々向き合っているのか、逆境に対してどんな工夫をして乗り越えてきたのかなど、とても詳しく記事にしていただきました。この記事を通じて、三陽工業のことをもっと深く知っていただけたら嬉しいです！

それでは、早速ご紹介していきたいと思います。

本日も最後までお付き合いください♪

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■工場管理とは？～製造業の現場を支える専門誌～

まず初めに、今回掲載していただいた【工場管理】についてご紹介します。

創刊は1956年。日刊工業新聞社が発行する月刊誌で、製造業の現場改善に特化した専門雑誌です。70年近くにわたり、日本のものづくりを支える現場の声に耳を傾け、さまざまな事例を紹介しています。

この雑誌の最大の特徴は、単なる技術紹介にとどまらず、経営・人材・改善活動・現場力といった、製造業の根幹を支えるテーマを幅広く取り上げている点！

工場長や製造部門の管理職、現場リーダー、経営層など、製造業のあらゆる立場の方々が「現場をより良くするための知恵」を得るために活用している媒体です。

今回、三陽工業を取り上げてくださった連載企画『逆風を追い風に変える！中小製造業へのエール』では、全国の中小製造業が直面する課題に対して、挑戦し続けている企業の事例が紹介されています。

事業承継、技能継承、人材不足など、現場が抱えるリアルな悩みに対して、どのような戦略で乗り越えてきたのかを、経営者の言葉や現場の取り組みを通じて伝えてくださっています。

今回の記事では、「製造派遣×モノづくり」「正社員雇用による人材育成」「M&Aによる事業再生」など、三陽工業が実践してきた独自の戦略が、中小製造業の未来に向けたヒントとして紹介されています。

同じ製造業に携わる方々が読んでいる雑誌に掲載していただいて、広報課としてもとても嬉しいです(^^♪

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■記事の概要

今回の記事では、製造業を取り巻く環境が大きく変化する中で、三陽工業がどのように人材を軸に事業を展開しているのかや、持続的な成長を実現してきたか、人を核とした成長戦略などについて、エピソードを交えて紹介していただいています。

日本の製造業界が抱える構造的な課題、例えば事業所の減少や熟練技能者の高齢化、後継者不足、若年層の採用難などを踏まえて、それに対して三陽工業がどのように「逆風を追い風に変えてきたのか」が語られています。

三陽工業の歴史を語る上で、特に重要になってくるエピソードは、やはり“リーマンショック”。リーマンショックの影響を受けて、2009年の売上高が約12億円だったところから、翌年には7億1800万円にまで落ち込みました。

井上社長も「この数字は一生忘れられない数字」だとおっしゃられています。

しかしながら、当時売上が半減するほどの打撃を受けた中で、井上社長は「大企業が絶対」という幻想を捨て、県外進出と製造派遣事業に軸足を移すという新たな道を選びました。

反対意見もあったそうですが、結果的に会社の打ち上げも安定していき、昨年度の売上高は90億円を突破、今期は100億円を超える予算で進行中です！

記事の中では、三陽工業の事業である「製造業」と「製造派遣事業」についても、詳しくご紹介していただいています。

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■三陽工業の事業について

・製造派遣事業

三陽工業の製造派遣事業は、一般的な「人手を補うための派遣」とは異なります。

三陽工業ではこの事業を「HR事業」と呼び、「採用・定着・育成」の3つの柱を軸に、人材をしっかり育てることに力を入れているのが大きな特徴です✨

従来の派遣業界には、「すぐ辞めてしまう」「中間搾取されている」といった不信感がつきまとい、派遣元・派遣先・本人の三者すべてが、どこか諦めムードを抱えているような、そんな“負のスパイラル”が存在していました。

三陽工業では、そうした状況を根本から変えたいと考え、2016年に「生産推進グループ」を立ち上げます。最初はもちろんゼロからのスタートでしたが、現在では約1,550名の正社員が所属するまでに成長！！

全国の製造現場で、三陽工業の正社員として安定した環境の中で働き、経験を積みながら活躍してくれています。このグループの存在は、三陽工業ならではの取り組みとして、大きな強みになっているんです！

昨年からは期間雇用も行っており、総勢約1800名が三陽工業の仲間として製造現場で活躍してくれています。

・製造業

三陽工業のもうひとつの柱である「製造業」。ここでは連続的なM&A（企業買収・事業承継）を通して、会社のビジョンである「日本の製造現場を元気にする」ことに取り組んでいます。

三陽工業が行うM＆Aでは、単なる事業拡大としての手段ではなく、日本の中小製造業が抱える社会課題の解決策として位置づけています。

その課題とは、大きく分けて2つ。

ひとつは「事業承継者不足」、もうひとつは「技能承継者不足」です！

高齢の経営者が後継者を見つけられず、長年培ってきた技術や雇用が失われてしまう……そんな現場が全国に数多く存在しています。三陽工業では、こうした企業をM&Aによって引き継ぎ、社内から経営幹部を派遣して事業承継をサポート！

さらに、平均年齢32歳の生産推進グループをはじめとする約1800名の人材プールから、技能継承者を現場に送り出し、技術と人材の両面から現場の再生を支援しています。

若く志のある社員たちが、現場で経験を積みながら、次世代へと技術をつないでいく。それは単なる“人材派遣”ではなく、“未来へつなぐ取り組み”だと考えています。

この取り組みによって、三陽工業は研磨・物流といった既存事業だけでなく、塗装、レーザー加工、車両用パイプ加工など、事業の多角化も進めることが出来ました。

今後も製造業の持続可能性を守る連続M＆A戦略を通じて、事業および技能承継者不足の解消に取り組んでまいります☆彡

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■まとめ

今回の【工場管理】掲載を通じて、三陽工業がどのような想いで事業に取り組んでいるのか、そして「人」を中心に据えた成長戦略がどのように形になってきたのかを、リカ自身も改めて振り返ることができました。

製造派遣事業では、正社員雇用による人材育成を軸に、現場で活躍する仲間たちが全国で力を発揮しています。製造業では、連続的なM&Aを通じて、事業や技術の承継に取り組みながら、地域のものづくりを未来へとつないでいます。

どちらの事業にも共通しているのは、間違いなく「人を大切にする」という姿勢！

三陽工業は、これからも人を育て、技術を守り、未来をつくる会社でありたいと考えていますし、“日本の製造現場を元気にする”ために、今後もたくさんの“やったことがないこと”に挑戦していきたいと思っています。

今回の掲載をきっかけに、少しでも多くの方に三陽工業の取り組みを知っていただけたら嬉しいですし、同じ製造業に携わる皆さまにとって、何かヒントや勇気繋がっていれば幸いです。

以上、メディア掲載のお知らせでした！機会があれば是非一度ご覧ください！

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本日も最後までご覧いただきありがとうございました！
それでは今日はこの辺りで。
ほなね～、リカでした！