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【73歳森本さんの第11投!】東海道五十三次を歩く~その5~
2023.4.7
ブログをご覧の皆さん、毎日、楽しく元気で健康にお過ごしですか。
第5回目、『東海道五十三次を歩く』は岡崎宿から由良宿です。
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前回までは秋から冬に歩きましたが、仕事の都合も有りましたのと寒い時期を避けて今回からは翌年の2011年(平成23年)4月末からのゴールデンウイークを利用して一気に東上することにしました。
気候も良い時期ですしドンドン歩きました。ですけど、急ぐあまり最初の失敗した足指にマメを作らないように細心の注意をしながら無理をせずに歩くように心掛けました。
4月30日~5月3日、4日間で由良宿まで歩く予定です。
1日50k~70kを目標に道中地図を頼りに歩くのですが何度も道を間違え全然違う方向に行く事も有りました。特に市街地など道しるべの判りにくいところが多く何度か間違え迷い引き返すことがありました。引き返す時はがっくりです。
徳川家康ゆかりの岡崎はお城を中心にゆったりとした城下町が印象的でしたね。
赤坂宿付近で富士山が見えると聞いて楽しみにしていたのですが黄砂で観ることが出来ず残念でした。暫くは遠州灘の雄大な景色を眺めながら遠く御前崎がみえるのですが海岸線を殆ど前に進んでいない感じで歩いていました。もし、ここで東日本大震災級の津波にあったらどうしようと心を過りました。
袋井宿~掛川宿~日坂宿に続く茶畑の雄大さに驚き。ちょうど、小夜の中山を過ぎ日坂峠で地元の人が手提げ袋一杯のタケノコを親切に進められた時は正直、驚きました。
勿論、荷物になりますので、丁寧にお断りをしましたが疲れ切った体に人情味に触れることが出来、有難い気持ちになりました。藤枝宿を過ぎて岡部宿で雨の中、木の下で昼食をしていますと傍のお店の方が雨に濡れているのを気遣って下さり「中に入って食べください」とお茶を入れてくれた時は本当に有難かったです。
寒かったこともありお茶が体に沁み込みました。今でもあの時のお茶の味は忘れません。
静岡人の人情味に感謝です。ゴールテンウィーク中、四日間で江尻宿まで歩きに歩きました。
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最後までご覧戴き有難うございました。