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【みなっちに直撃!!】現場研修先の(株)サンテックでどんなことをしたの??
2024.7.17
こんにちは、リカです!
本日はリカの第870投をお届けします。
最近じめじめと暑い日が増えてきたのでリカも手持ち扇風機、ハンディファンが手放せません。この間大袋入りのそうめんを買ってしまったのでオーソドックスな食べ方以外で美味しい食べ方知っている人いたら是非教えてください~!
リカの近況はこのくらいにして…。
前回もお話しましたが、なんと7月から広報課に、みなっちといどっちが加わりました!2人は先月まで三陽工業のグループ会社である(株)サンテックでモノづくり研修を受けていて、色々話を聞くことができました!今回はみなっちから聞いたお話を基に、(株)サンテックについて詳しく紹介しちゃいたいと思います!
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(株)サンテック
明石市魚住町に所在するサンテックは2018年(平成30年)6月に三陽工業がM&Aによって子会社化した会社で、
超薄板金加工やシム製作・加工
折り曲げ加工やタップ加工
超精密レーザー加工
溶接を行っています。
2024年4月には最新の加工機、アマダ EML-2512Aje-PDC ASR2512NTK仕様を導入して更に「安く」「早く」「品質よく」の三本柱が強化されたようですね。2人は研修中に稼働しているところを見てきたらしいのですが、大きい機械が沢山の材料をレーザーで加工したり穴を開けていく姿はとても迫力があったそうです。サンテックは0.05㎜のような折り紙と同じくらい薄い金属も加工しているらしいのですが、それを正しく早く製品にする職人さん…リカは器用な方ではないので尊敬しちゃいます!
▼サンテックのHPはこちら
https://www.shim-express.com/reason.html▼サンテックの住所&お問い合わせ電話番号
〒674-0082 兵庫県明石市魚住町中尾425-1
TEL:078-947-4655
FAX:078-947-4666.
サンテックの公式キャラクターサンテッ君
そんなサンテックですが、我らがさよりんの仲間が存在することはご存じでしたか?それがこちら、サンテッ君!
青色のボディーの真ん中の「サ」という字はレーザー加工で切り抜かれた後の板をイメージしています。文字だって数字だってサンテックの加工技術で綺麗に加工できちゃうぞっていうことですね!サンテッ君の胴体をよく見ると、「サ」の文字以外にも色々とレーザーで抜かれていることがわかります。この形と似たものがサンテックHPの加工実績から見ることができるので気になる方は是非アクセスしてみてください!リカはこの抜かれた素材が何なのかとてもきになります…。鉄なのかステンレスなのか?ペーパークラフトのサンテッ君は磁石で引っ付くのでここでは鉄ということにしておきましよう!今度製作者に真相を聞いておきます(笑)サンテックの事務所入ってすぐのところにサンテッ君のペーパークラフトが飾ってあるのでこれからサンテックに行かれるときは是非サンテッ君にも会いに行って、3次元に出現したサンテッ君を詳しく見てみて下さい!
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サンテックの出荷までのプロセスはどんな感じなんだろう?
様々な加工技術をもつサンテックですが、出荷までどのようなプロセスがあるのか皆さん気になりませんか?工程は大きく分けて6つあります。
レーザー加工→タップ加工→折り曲げ加工→溶接加工→検査→梱包→出荷
今回は特別にリカがすべての工程を説明したいと思います!
まず初めにレーザー加工!サンテックでは現在アマダファイバーレーザー、パンチング複合機をはじめとした6機のレーザー加工機が稼働しています。それぞれ加工機によって得意な事が異なっていて製品に合わせた加工機の使用ができるようになっているんです!みなっちはアマダ FOL3015AJのワークパレットが入れ替わる瞬間の材料が加工機に入っていく様子がSF感があって好きだと言っていました。出来上がった製品が出てくるのと交換で材料がレーザー加工されるために加工機の中に入っていくそうなのですが、その瞬間に流れるアラームの音とパレット交換の瞬間がロボアニメオタ心をくすぐるそうです。確かにロボットアニメやSFアニメ好きにはたまらない空間なんだろうなぁ。
次にバリ取り機を用いたバリ取りです。レーザー加工によって出たバリをブラシがついたバリ取り機を用いて除去します。製品の厚さによってブラシの高さを調節したり素材によって流す順番を考えたりする必要があり、状況判断力が必要な作業のようです!機械に製品を通すとバリでザラザラしていた裏面がつるつるになり、そのようなときにやりがいを感じるようです。いどっちとみなっちはこの作業を任せられることが多かったみたい!
次にタップ加工です。製品にねじ穴を通すことを「タップを立てる」というのですが、サンテックでは職人さんが手作業でタップを立てています。いどっちもみなっちも挑戦してみたのですが、「タップを入れる速さと抜く速さの調節が難しかった。」と言っていました。1日に何個もタップを正確に立てる職人さん…、さすがです。2人が皿穴タップに挑戦する様子がものづくりTikTokにも掲載されているので是非ご覧ください!いどっちとみなっちが2人で協力して1つの製品を作り上げています。
▼TikTok URL
https://www.tiktok.com/@sanyoumonozukuri/video/7373679668450348296?is_from_webapp=1&sender_device=pc&web_id=7387266835924239888次に折り曲げ加工です。プレスブレーキという機械を用いてトン単位の力が加わり金属が加工されていきます。あらゆる角度、長さの曲げ加工に対応しておりこちらも手作業で行われています!ヒョイっと曲げられてしまうので素人目には簡単に見えかねませんが、きっと手でやる少しの調節が難しかったり安全面でもたくさんの配慮が必要なんだろうなと思うとやっぱり職人さんはすごいなぁって思います。リンクを張ってる以外にもサンテックで行われた曲げの様子が同じアカウントに沢山載っているのでよかったら探してみてください!あなたも曲げ加工のかっこよさに魅了されるかも…。
▼作業風景はこちら
https://www.tiktok.com/@sanyoumonozukuri/video/7326841938848550146?is_from_webapp=1&sender_device=pc&web_id=7387266835924239888次に溶接です。サンテックでは元々溶接は行っていなかったそうなのですが困っているお客様を助けるために始めたそうです。やったことがないことをやってみようの精神ですね!金属の棒を溶かしながら金属と金属をつなぎ合わせるようなのですが、溶接するときに使用するフェイスカバーは光以外何も見えなくて技術の習得がとても難しいみたいです。また、薄い素材の溶接は穴が開いたりすることもあるらしくて技量が求められるポジションになっています。サンテックでは普段溶接を行っているメンバーのほかにも何名か溶接の技術を得とくしている社員がいるので、溶接するものが多い時は応援に駆け付けられる体制が整っているみたいです。
▼溶接の動画はこちら!
https://www.tiktok.com/@sanyoumonozukuri/video/7293096479420468498?is_from_webapp=1&sender_device=pc&web_id=7387266835924239888次に検査です。いい品質のものをお客様に届けるため、検査場では製品の検査やレーザー加工によって出たバリやジョイントを手作業でとったりしています。製品に不具合があればその理由を調べ再発防止や技術向上に努める役割を担っています。バリは切断時に発生する残渣粒子の付着などにより発生します。基本的にはバリ取りの機械を用いてバリを取るのですが、薄い材質やバリ取り機に通せない材質のものは手作業でとることが多いです。ジョイントは、レーザー加工の際にバラバラにならないように少し残して加工する為に生じるものです。プラモデルのイメージに近いようです!いどっちとみなっちは手作業でバリやジョイントをとる作業を検査場で行っていたようなのですが、0.05㎜のような薄い金属のバリを取るのが難しかったと言っていました!
▼バリ取りの様子の動画はこちらhttps://www.tiktok.com/@sanyoumonozukuri/video/7327593550034554113?is_from_webapp=1&sender_device=pc&web_id=7387266835924239888次に梱包です。出来上がった製品をお客様のもとに届けるために袋詰め、箱詰めする作業です。製品によっては傷つきやすいものや折れてしまうものもあるため梱包の方法には細心の注意がはらわれます。また、納期を守るためにどの製品がどの工程にいるのかを確認して早く流す必要がある製品があれば必要に応じてその旨を作業者に伝える必要があります。
最後に配達です。「え!配達もやるの?」とリカは最初おもったのですが、お客様のもとに早く製品を届けるため、サンテックは自社製品の配達も行っています。最短当日納品・出荷も可能で、高品質を保ちながらお客様のもとに商品を送ります。いどっちとみなっちも実際に配達に同行したことがあるそうなのですが、自分が製作にかかわった製品が納品されるところを見るのはとても嬉しかったと言っていました。
工場の上には事務所があるのですが、そこでは製品の現品票や納品書を作成したり指示書を加工機に割り振ったり、管理をしたりしています。工場での作業は個人作業が多く1人1人違うことをしているように見えてしまいがちですが、実はすべての仕事に一貫性がある。まさにワンチームな企業だと2人の話を聞いて思いました。
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3か月研修やった中で1番楽しかった作業は?
大まかなプロセスは先述の通りなのですが、実はそのプロセスの中にも多くの作業が存在します。今回はサンテックで3か月研修したいどっちとみなっちにその中でも特に楽しかった作業について聞いてみました!
まず、いどっちに聞いてみたところ「電解」という答えが出ました。この作業は溶接のプロセスに分類されます。電解とは電解質の水溶液に電気を通して起こる化学反応を利用して溶接の際に出る焦げなどを取る作業です。製品が目に見えて綺麗になる事にやりがいを感じていたそうです。また、納期を守るために時間を逆算し製品の品質を保ちながらテンポよく製品を仕上げていくことに達成感を感じ、作業を任されてから暫くたった頃にはすっかり作業にも慣れて早くこなせるようになっていたみたいです。
次にみなっちに聞いてみたところ「印字」と「板を切る作業」という答えがでました。まさかの2つ出ましたね(笑)ま、まぁ、両方同じ梱包のプロセスなのでよしとしましよう!まず「印字」は製品に製品の厚みや製品番号などをインクジェットプリンタを用いて印刷する作業です。なかなかこの機械を使いこなすのは難しいらしく、みなっちは何度も挑戦してやっと一発で印字できるようになったみたいです。どのように進めれば効率よく終わらせられるか、どのような設定にすれば綺麗に印刷できるかを考えることが楽しかったと言っていました。印字の様子の動画も上がっているのでこちらを見ていただければ作業内容が想像しやすいかと思います!
▼TikTok URL
https://www.tiktok.com/@sanyoumonozukuri/video/7308688670339435783?is_from_webapp=1&sender_device=pc&web_id=7387266835924239888次に「板を切る作業」についてです。梱包の際、細くて長いものや薄いものは折れることを防ぐためにベニヤ板を用いて梱包します。もともとの板の長さから欲しい板の長さと枚数、を種類ごとに確認をして計算し、なるべく無駄な板を出さないように工夫することにやりがいを感じていたようです。たまに計算ミスをして余分に切ってしまったり足りなくなったりすることもあったそうなのですが、計算ミスした分も別の梱包で使用できるように調節することで乗り切っていたそうです。
2人ともそれぞれ自身の得意な事を活かした仕事を見つけて、自分なりにやりがいをもって仕事に取り組んでいたことがわかりました。サンテックは1つ1つのプロセスの中にも多くの役割と作業が存在します。だからこそ誰もが自身の輝ける場所を見つけて自分のために、会社のために働けるのだな~と思ってリカ、少し感動しちゃいました!みんなが得意なことを頑張って、ひとつの製品が生まれる…なんだか青春の一コマのようです。
三陽工業にはサンテックのほかにも兵庫県を中心に多くの自社工場があり、「日本の製造現場を元気にする」という理念の基今後日本全国に工場を進出できるよう日々進化しています。三陽工業公式ものづくりTikTokではそんなものづくりの魅力や三陽グループの魅力を発信しているので是非覗いてみてください!
▼三陽工業ものづくりTikTok
三陽工業株式会社【公式】ものづくりTikTok (@sanyoumonozukuri) | TikTok広報課のSNSも引き続きよろしくお願いしますね!
今日はみなっちから聞いたお話を基にブログを書いたので、次回はいどっちからお話を聞いてブログを書いていこうと思います!是非お楽しみにお待ちくださいね!
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本日も最後までご覧いただきましてありがとうございました。
それでは今日はこのあたりで。
ほなね~リカでした!
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