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    JRR第2戦inSUGO 波乱の戦い

    2025.8.8

    こんにちは、リカです!

    本日はリカの第1023投をお届けします!

    2025年5月24日(土)~5月25日(日)、宮城県のスポーツランドSUGOで全日本ロードレース選手権第2戦が開催されました。週末の天気予報は雨。天候が味方をするのか裏切るのか…、まさに波乱の戦い

    今回のnoteでは、そんな波乱の戦いとなった全日本ロードレース選手権第2戦の様子を紹介させていただきます!宮城県のスポーツランドSUGOに関しては、どんなところか前にnoteでも紹介をしているのでそちらも併せて読んでいただけたら嬉しいです!(^^)!

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    ■全日本ロードレース選手権について

    まずは、「全日本ロードレース選手権とはなんぞや?」と思われている方に向けて簡単にわかりやすく説明させていただきたいと思います。

    全日本ロードレース選手権とは、日本国内で行われるバイクレースにおける最高峰の大会です。1つの大会で速さを競うのは勿論ですが、全日本ロードレース選手権は年間を通して日本各地で行われるので、年間の各レースごとに付与されるポイントも、最終的なチャンピオンを決める上でとても大切になってくるんです。

    ポイントは、レースの順位や完走したかしていないかといったことを基準として配分されます。その他にも一部レースでは特別ポイントなどもあるみたいです!

    全日本ロードレース選手権にはいくつかのクラスがあり、それぞれバイクの種類やエンジンの大きさ、改造度によって分けられています。ここでは、KRP三陽工業&RS‐ITOHが参戦している2つのクラスについて紹介させていただきますね!

    ・JSB1000クラス

    JSB1000クラスは、全日本ロードレース選手権のトップカテゴリーで、1000ccのスーパーバイクを使用します。このクラスでは、バイクの改造が比較的自由で、エンジンやサスペンションなどのパーツを高性能なものに変更することができます。世界耐久選手権やスーパーバイク世界選手権に対応するクラスでもあります

    ・ST 1000クラス

    ST1000は、2020年から導入された新しいカテゴリーで、1000ccの市販バイクをベースにしたクラスです。JSB1000に比べて改造の制限が厳しく、ECU(エンジンコントロールユニット)の使用やタイヤの種類が制限されています。これにより、バイクの性能が均等になり、より接戦のレースが期待されます

    どのクラスもそれぞれ見ごたえがあり、とても楽しいので是非バイクレースを直接観戦されたことのない方にも見てみてほしいです🏍

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    ■KRP三陽工業&RS‐ITOHライダー&出場クラス紹介

    KRP三陽工業&RS‐ITOHは、今シーズン3名のライダーを起用して全日本ロードレース選手権に出場しています。

    少しだけライダーとその出場クラスについても紹介させていただきますね!

    【JSB1000クラス】
    新庄 雅弘 選手(写真:左)
    新庄選手は国内外で活躍するライダーで、今シーズンは国内最高峰クラスであるJSB1000クラスに出場しています。20年歩んできたレース人生のターニングポイントにもなる今シーズン。新庄選手はこれまでの集大成として最高の結果を掴みたいと語っています。

    中村 竜也 選手(画像:右)
    中村選手は、昨年ライダーの技量が図られるST1000クラスで経験を積み、今年度はJSB1000クラスに挑戦をしています。若手ライダーとしての成長が期待されており、今シーズンはトップ10入りを目標に積極的にレース活動に取り組んでいます。

    【ST1000クラス】
    佐野 優人 選手(画像:真ん中)

    佐野選手は、KRP三陽工業&RS‐ITOHのエースライダーで今シーズンはST1000クラスで表彰台を目指しています。昨年度も、レジェンドライダーの柳川明選手と共にKRP三陽工業&RS‐ITOHとしてJSB1000クラスに出場されていました。今シーズンの活躍も楽しみです♫

    ちなみに、昨年度もKRP三陽工業&RS‐ITOHのライダーとして全日本ロードレース選手権や鈴鹿8時間耐久ロードレースに出場されていた柳川明選手は今シーズン、同チームのアドバイザーとして若手ライダーの育成などに注力されています!今後のKRP三陽工業&RS‐ITOHの活躍もお楽しみに!(^^)!

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    ■読めない天気――ライダーの挑戦(佐野選手)

    レースウィークが始まると、天気は下り坂。全国的に雨雲が目立つ週末となりました。雨を得意とする佐野選手がいるKRP三陽工業&RS‐ITOHは喜びと期待を胸に当日を迎えます。

    決勝が行われた日曜日、天気は予定通りに雨だったものの朝のウォームアップ時には止んでいる状態となりました。路面がぬれいてる中での走行でしたが、雨を得意とする佐野選手はここで2位を獲得し、このコンディションであれば入賞も狙えるとの手応えを得て、決勝に臨む準備を整えます。

    しかし、その後は雨が降らず多くのチームでドライタイヤ(晴れの日に使うタイヤ)を使用するかレインタイヤ(雨の日に使うタイヤ)を使用するかで悩まれました。実際にここでKRP三陽工業&RS‐ITOHもとても悩んだそうです。

    この日は、とにかく走る事に注力してドライタイヤを選択しました。思っていたよりも路面岡脇が遅く、ドライタイヤ勢はなかなかペースが上がらず苦戦を強いられ、レインタイヤ勢との差はますます広まっていってしまいます。そんな中で佐野選手は15位と、ドライタイヤ勢の中では最上位でフィニッシュしました。ポイントは獲得した物の悔しさが残る1戦となったみたいですね。

    以下に佐野優人選手のコメントを掲載させていただきます。

    佐野 優人 選手コメント
    「今大会は、新しくなった路面に適応するのが非常に難しかったです。従来のフィーリングとは全く異なり、グリップの向上によってライディングスタイルやマシンのセッティングを大きく見直す必要がありました。決勝ウィーク中には、柳川明選手からのアドバイスを受け、これまでとは異なる方向性にトライし、有意義な変化を感じることができました。もともとレインコンディションは得意としており、週末の雨が味方になるかと期待していましたが、路面状況と新しいサーキット特性を完全には読み切れませんでした。『レインを履いていれば…』という思いもありますが、この結果を受け止め、次戦・鈴鹿8耐に向けて気持ちを切り替え、前進していきたいと思います。引き続き、応援をよろしくお願いいたします。」

    今季、ST1000クラスでの初戦。厳しいコンディションの中でも粘り強い走りを見せた佐野選手。次戦での活躍にも期待が高まりますね!

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    ■今後のレースの予定

    全日本ロードレース選手権第2戦が終了し、次に控えたレースは夏の祭典、鈴鹿8時間耐久ロードレースとなりました。鈴鹿8時間耐久ロードレースでは、佐野優人選手とその弟である佐野勝人選手、そして今回JSB1000クラスに出場した新庄雅弘選手がKRP三陽工業&RS‐ITOHのライダーとして鈴鹿を駆け回ります。

    今年度の日程は8月1日(金)~8月3日(日)!

    2025 FIM世界耐久選手権 “コカ·コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第46回大会|鈴鹿サーキット 2025 FIM世界耐久選手権 “コカ·コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第46回大会 2025年8月1日(金)~3日( www.suzukacircuit.jp

    三陽工業の社員の方であれば、無料で観戦も可能なので社員の方で申請方法が分からない方は先輩社員やお近くの営業さんに確認してみてくださいね✨

    今後もKRP三陽工業&RS‐ITOHの応援、よろしくお願いいたします!!

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    本日も最後までご覧いただきましてありがとうございました。
    それでは今日はこのあたりで。
    ほなね~、リカでした!

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