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大切にしている言葉「やったことがないことをやってみよう」
2025.11.20
こんにちは、リカです!
本日はリカの第1058投をお届けします。
「やったことがないことをやってみよう」
これは、兵庫県明石市にあるものづくりの会社、三陽工業が会社全体で大切にしている言葉です。この言葉を旨に、これまで会社としても社員個人としても様々なやったことがないことに挑戦してきました。
今日は、そんな「やったことがないことをやってみよう」という三陽工業が大切にしている言葉について、実際にどんなことに挑戦してきたのかも交えながら紹介させていただきます(^^),
■三陽工業について簡単にご紹介します
ここで改めて三陽工業株式会社について紹介させてください!

三陽工業は、「日本の製造現場を元気にする」をビジョンに掲げる兵庫県明石市のものづくりの会社です。事業としては、オートバイ部品の研磨を中心とした製造業と、製造派遣事業の2つの事業を行っています。
三陽工業最大の強みといえば、正社員雇用派遣を行う「生産推進グループ」!正社員雇用ならではの安定性や将来性はもちろん、「やったことがないことをやってみよう」という言葉の基、自身のキャリアを広げられる環境が整っています。
製造派遣業界ではかなり珍しいのですが、三陽工業の「生産推進グループ」には“主任”という役職が設けられていて同配属先の社員をまとめる役割を担っているんです。
派遣というスキームを使いながらも、配属先にまるで三陽工業のオフィスがあるかのような雰囲気を作り出す。この取り組みにより「すぐに辞めてしまう事が多い」と言われている製造派遣において、三陽工業の「生産推進グループ」は人材定着率、92%を達成しました。生産推進グループ | 一般的な製造派遣とここが違う。真面目に一生懸命働く人が報われる世界を作ります 三陽工業の生産推進グループをご紹介致します。「ものづくり(製造業)をしている会社が、製造派遣事業を行っている」為、一般的な sanyou-ind.co.jp
社風としては、やはり全社的に「やったことがないことをやってみよう」という言葉が浸透しているなという風に感じています。自分たちで働く会社をよりよくしていこうといった想いを持った社員の方が多く在籍されていて、社員主体で新しい福利厚生を考える「福利厚生プロジェクト」や社員の行動指針を示した「三陽スタンダード」の策定など、多くの取り組みが社員発で行われてきました。
まさに「やったことがないこと」に挑戦しやすい会社なんじゃないかなという風にリカは思っています。.
■「やったことがないことをやってみよう」に込められた想い
三陽工業がこの言葉を大切にしているのは、「挑戦することが人を育て、会社を成長させる」という強い信念があるからです。やったことがないことに取り組むというのは、決して簡単なことではありません。失敗するかもしれない、うまくいかないかもしれない——そんな不安がある中でも、まずは一歩踏み出してみる。その姿勢こそが、三陽工業の原動力になっています。
またこの言葉には、「経験がないからこそ、やってみる価値がある」という前向きなメッセージが込められています。社員一人ひとりが自分の可能性を信じて挑戦できる環境を整えることで、会社全体が活気に満ち、柔軟で強い組織へと進化していくのです。
三陽工業ではこの言葉が単なるスローガンではなく、実際の行動指針としても根付いています。新しい福利厚生の提案や、社員発のプロジェクトが次々と生まれているのも、「やったことがないことをやってみよう」という精神が社内に浸透している証です。.
■会社として取り組んだ「やったことがないこと」
・初の県外進出
かつての三陽工業は、特定の企業との取引のみを行う一社依存型の企業だったため、事業拠点も兵庫県内に限定されていました。しかし、2008年のリーマンショックの影響で三陽工業の売上が前年比から40%減である7億1800万円に落ち込んだことで「守るために攻める」ことにシフト。
2011年4月に製造派遣を行う会社として岐阜県にアイコム岐阜営業所が設立されました。当時はアイコムという名前での設立でしたが、2018年に正式に三陽工業に吸収され、現在は岐阜営業所となっています。この県外進出こそが、会社として「やったことがないことをやってみよう」に取り組むきっかけとなりました。
現在は、南は熊本から北は栃木まで全国に29か所の営業拠点(リクルートセンター含む)と12か所の製造拠点を構える三陽工業。これからも「やったことがないことをやってみよう」という言葉の基、全国47都道府県への進出を目指し取り組んでまいります。・2025年問題:事業・技能承継者不足の解決に挑戦する
現在、製造業界では少子高齢化が深刻化しており、特に中小零細のものづくり企業では事業・技能承継者不足が深刻化しています。三陽工業ではこうした問題を解決する為に、中小零細のものづくり企業を対象としたM&Aを2018年に開始しました。
三陽工業のM&A最大の特徴、それは技能承継者不足解決にも力を入れているという点です。一般的なM&Aの目的は、事業拡大とされているので同業他社をM&Aの対象とするケースが多いのですが、三陽工業では、ものづくり企業であれば三陽工業が「やったことがない」ことをしている会社であってもM&Aの対象となります。
実際に三陽工業が初めてM&Aした企業は、これまでおこなったことのないレーザー加工をメインにする会社でした。それ以降もフォークリフトの製造を行う会社など8年間で9社のM&Aをしてまいりました。.
■何事にもチャレンジしやすい社風
三陽工業では、「やったことがないことをやってみよう」という言葉が、単なるスローガンではなく、社員一人ひとりの行動に根付いています。
その背景には、社員が自ら考え、提案し、実行できる風土が整っていることが大きく関係しています。・福利厚生プロジェクト
このプロジェクトは、社員の「こんな制度があったらいいな」という声をもとに始まった、社員主体の取り組みです。
会社が一方的に制度を決めるのではなく、社員自身がアイデアを出し合い、実際に制度として形にしていくという、まさに「やったことがないこと」に挑戦する文化が反映されています。
その中でも特にユニークなのが、以下の2つの制度です。
① バイク免許取得補助制度
三陽工業の製造業では、バイク部品の研磨などバイクに関わる仕事も多く、社員のバイクへの関心も高いことから生まれた制度です。この制度では、バイクの免許取得にかかる費用の8割を会社が負担。社員の「バイクに乗ってみたい」「免許を取りたい」という気持ちを応援する、まさに“やったことがないこと”への挑戦を後押しする福利厚生です。
② ありがとう手当
新入社員に対して、入社時に1万円の手当を支給する制度です。この手当は単なる金銭的支援ではなく、「これまで支えてくれた人への感謝の気持ちを伝えてほしい」という想いが込められています。親御さんや友人、恩師など、これまでの人生でお世話になった人に“ありがとう”を伝えるきっかけをつくる、心温まる制度です。・「三陽スタンダード」「三陽ルールブック」
社員の行動指針や価値観を共有するために作られた「三陽スタンダード」や「三陽ルールブック」も、社員発の取り組みです。これらは、現場の声をもとに作られており、社員が自分たちの働く環境をより良くするために考え抜いた内容が詰まっています。トップダウンではなく、ボトムアップで生まれたこれらの指針は、社員同士の信頼関係や共通認識を育む大切なツールとなっています。

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■まとめ
三陽工業が大切にしている「やったことがないことをやってみよう」という言葉。これは、会社としても、社員一人ひとりとしても、前向きに新しいことに挑戦していこうという気持ちを表しています。
これまで三陽工業は、県外への初進出や、ものづくり企業のM&Aなど、たくさんの“やったことがないこと”にチャレンジしてきました。その挑戦の積み重ねが、今の三陽工業の成長につながっているんだなぁと感じます。
そして、社員が自分のアイデアを形にできる環境があるからこそ、「ありがとう手当」や「バイク免許取得補助制度」など、ユニークで温かみのある福利厚生も生まれました。「自分たちの会社を、自分たちでより良くしていこう」という想いが、社内のあちこちに広がっているのが三陽工業の魅力です。これからも三陽工業は、「やったことがないことをやってみよう」という言葉を大切にしながら、ものづくりの未来に向かって、社員みんなで一歩ずつ進んでいきます。
そんな三陽工業のこれからの挑戦にも、ぜひご注目くださいね♪
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本日も最後までご覧いただきましてありがとうございました。
それでは今日はこのあたりで。
ほなね~、リカでした!
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