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特別企画「後継ぎ社長に聞く これからの経営論」(THE OWNER)に井上社長が掲載されました
2025.1.29
こんにちは、リカです!
本日はリカの第946投をお届けします。
突然ですが、皆さんは普段湯船につかっていますか?
湯船につかることには多くの健康メリットがあるんです。
代表的な例をあげると、リラックス効果によるストレスが軽減や、体が温まる事で血液循環がよくなり、筋肉の緊張がほぐれ、疲労回復の効果があります。
さらに、湯船につかることで体温が上がり、その後の体温低下が自然な眠気を誘うため、睡眠の質が向上します。これにより、より深い眠りに導かれ、翌朝の目覚めがすっきりと感じられるでしょう。最後に、汗をかくことで老廃物が排出され、肌がきれいになるデトックス効果も期待できます。
リカは、最近お気に入りの入浴剤を入れて香りを楽しんだり、キャンドルを灯して神秘的な空間でバスタイムを楽しむことにハマっています(*^^*)
みなさんも、是非今夜はゆっくり湯船につかってみてくださいね♪(キャンドルを灯す際は換気をお忘れなく…!)
さて、今回は題名の通り三陽工業が「THE OWNER」というWebメディアに掲載していただいたお話です。
このたび、特別企画「後継ぎ社長に聞く これからの経営論」というコーナーで三陽工業の3代目である井上直之社長が掲載されました。
▼THE OWNER
特集「後継ぎ社長に聞く 〜これからの経営論〜」 | THE OWNER今回のブログでは、記事でも語られている「事業承継者としての井上社長」と今回掲載された「THE OWNER」についてご紹介させていただきます(*^-^*)
・三陽工業の歴史
・井上社長が事業承継者として「やったことがないこと」に挑戦してきたこと
・「THE OWNER」について
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三陽工業の歴史(創業からリーマンショックまで)
三陽工業は、溶接職人だった井上社長の祖父が創業し1980年に株式会社として設立されました。
▼【428球目】三陽工業・創世記①
【428球目】三陽工業・創世期①|三陽工業株式会社公式 代表取締役社長note創業期として、三陽工業設立前のお話も社長noteで紹介されているので是非こちらもご覧くださいね(*^-^*)
三陽工業の名前の由来となった大三島は、井上社長の祖父の出身地である愛媛県越智郡大三島町からとっているみたいです。
大三島(おおみしま)は、愛媛県今治市に位置する瀬戸内海の島でしまなみ海道の中間に位置します。「神の島」として知られており、大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)が鎮座しています。大山祇神社は、日本全国の山や海の神を祀る総本社で、多くの武将が先勝祈願に訪れたことでも有名みたいです☆彡そんな、縁起のいい島が三陽工業のルーツとなっています。
三陽工業は創業以来から川崎重工業と深い関わりがありました。
「川崎重工のニーズに迅速に応える」事をモットーに、機会加工や組み立て、物流などを行い、その規模はどんどん拡大していきます。
井上社長が、大学卒業後5年間別会社にて社会人経験を積み、2004年に三陽工業に入社した時も生産数や売り上げは伸びていたそうです。
しかし、リーマンショックの影響を受けその売り上げは約4割も減少し7億~8億円になってしまいます。この時こそ、井上社長の事業に対するスタートラインでした。
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井上社長が事業承継者として「やったことがないこと」に挑戦してきたこと
「やったことがないことをやってみよう」という言葉を三陽工業が大切にしていることは皆さんご存知ですよね?
井上社長は、これまで数多くの「やったことがないこと」に挑戦してきました。
・一社依存型企業からの脱却
2000年代初頭、「ビックスクーター」が流行したことで、世間にバイクブームが訪れました。そのため、川崎重工業の下請けとしてオートバイ部品に携わる三陽工業でも生産量が上がり忙しい日々が続きます。井上自身も、日々の業務に忙殺される日が続き、いつの間にかそれに満足していました。
しかし、「事業承継者こそやったことがないことをやるべき」と考えている井上は、さらなる成長を望み、川崎重工業以外の取引先開拓に踏み出します。
そして2007年5月に三菱重工業との取引がスタートしました。三菱重工業に営業に行った際に、「三陽さんは何が出来るの?」と聞かれて「研磨ができます」と答えた井上社長は、当時社内でもトップクラスの研磨技術を持っていた3名の社員を三菱重工業に派遣しました。これまでバイク部品の研磨を行っていた彼らにとって、三菱重工業高砂工場で行われていたブレード研磨は未経験でしたが、バイク部品の研磨で培った技術と持ち前の向上心を活かして業務にあたりました。
契約期間は1年でしたが、派遣先から高い評価を受け、派遣ではなく構内請負という形で引き続き業務をすることに。現場で働く社員も高い評価に気を良くして、さらに生産性を上げるために現場での切磋琢磨を重ねて、研磨の腕だけでなくチームとしてのマネジメント能力も開花させました。
これが、現在三陽工業のメイン事業となっている製造派遣事業「生産推進グループ」の原型だと言われています。三菱重工業との契約期間が終了した後、三菱重工業高砂工場の請負業務をきっかけに三陽工業高砂事業所が設立されました。
井上が、高砂事業所設立の時に考えていた事。それは高砂事業所をリーダー排出場にすることです。社内でもトップクラスの技術を持つ3名を派遣した時点で、この覚悟で動いていました。結果として、高い技術を持つ3名は派遣を通して高いチームマネジメント能力を手に入れ、高砂事業所はこれまで数多くのリーダーを排出してきました。.
株式会社アイコムの設立
2010年9月、製造派遣をメインで行う会社として、株式会社アイコムが設立されました。アイコムの由来は「愛を込める」から来ていて、三陽工業とは別会社の製造派遣事業のみをメインで行う会社でした。ちなみに、最初は漢字で「愛込」という社名にする案もあったそうですよ(; ・`д・´)
2011年4月、川崎重工業岐阜工場からの仕事の依頼がきっかけで、アイコムは初の県外進出を果たします。当時はまだ、リーマンショックの影響が残っていましたが、ちょうどこの時期にボーイング787という最新鋭機の量産がスタートしたことがきっかけとなりボーイング787の生産機数上昇に伴い、アイコム岐阜営業所も上昇していきました。
このように、県外進出のきっかけとなったアイコムは2018年に三陽工業に吸収され、現在は三陽工業岐阜営業所として稼働しています。
▼【6球目】株式会社アイコム
【6球目】株式会社アイコム|三陽工業株式会社公式 代表取締役社長note・生産推進グループ設立
三陽工業では、製造派遣の常識を覆す“正社員雇用派遣”「生産推進グループ」を2016年に立ち上げました。一般的な製造派遣と異なる点として、正社員雇用・福利厚生の充実・目標設定、昇給制度などが挙げられますが一番の違いは「製造業を行う会社が、製造派遣事業を行っている」点です。充実した研修と自身の得意分野で輝ける多様なキャリアプランを用意し、製造派遣業界としては異例の人材定着率92%を達成しました。
「きれいごとだ」「うまくいくはずがない」という意見も多かった革新的なビジネスプランでしたが、結果的に「生産推進グループ」は92%という高い定着率を達成し、取引先からも高い評価を受けるグループとなっています。
▼【30球目】生産推進グループ
【30球目】生産推進グループ|三陽工業株式会社公式 代表取締役社長note▼【443球目】第二次成長期⑭
【443球目】第二次成長期⑭|三陽工業株式会社公式 代表取締役社長note.
「THE OWNER」について
「THE OWNER」は、中堅・中小企業の経営者向けに特化した経営課題解決型メディアプラットフォームです。株式会社日本M&Aセンターホールディングスと株式会社ZUUの合弁会社である株式会社ZUUM-Aが運営しています。このプラットフォームは、経営者が直面するさまざまな課題に対する解決策を提供することを目的としています。
・井上社長が今回掲載されたコーナー
特別企画「後継ぎ社長に聞く これからの経営論」▼THE OWNER
特集「後継ぎ社長に聞く 〜これからの経営論〜」 | THE OWNER今回、井上社長は特別企画「後継ぎ社長に聞く これからの経営論」というコーナーに掲載されました。
中堅・中小企業の経営者向けに特化した経営課題解決型メディアプラットフォームということもあり、記事の最後には各社長の「全国の経営者に向けたメッセージ」が紹介されています。
井上社長は、全国の経営者に向けたメッセージで
「特に経営が厳しい時期や困難な状況に直面した時こそ、そのビジョンに立ち返ることが大切」
だと述べていました。リカは、以前井上社長に
「会社の規模が今よりも50倍になった時に、変わっていると思う事とそうでない事を教えてください」
と聞いたことがあります。その時に、本社の大きさや運営の仕方何もかもが大きく変わっていると思うという答えをいただきました。そんな中で絶対的に変わらないもの。それが会社のビジョンや理念です。
ビジョン「日本の製造現場を元気にする」
理念「ニッポンのものづくりに私たちのチカラを」ビジョンを達成できた場合はさらに大きなものに変わるかもしれないが、根本の考えは変わらないと述べられていました。
それくらい、ビジョンや理念は経営者にとって、会社にとって、社員にとって大きいもので、どれだけ状況が変わっても不変に在り続けるものなんだな~と思いました!
他の経営者の方のお話も、興味深いものが多く特に「ぶつかった壁と乗り越え方」という質問や「今後の経営戦略」についてお話されているところでは、今後の人生を生きる上でも参考になる事が多かったです。
是非、みなさんにも見ていただきたいです!!
<THE OWNER>
提供するコンテンツ
- 記事: 経営、事業承継、資産管理、ライフスタイルなど、幅広いテーマに関する専門的な記事を提供しています。これらの記事は、経営者が直面する具体的な問題に対する解決策や最新のトレンドを紹介しています。
- オンラインセミナー: 経営者向けのセミナーをオンラインで開催し、最新の経営ノウハウや事例を学ぶ機会を提供しています。これにより、忙しい経営者でも手軽に参加できるようになっています。
- 動画: 過去のセミナーやインタビューを動画で配信し、視覚的に学べるコンテンツを提供しています。これにより、経営者はいつでもどこでも学ぶことができます。
主要テーマ
- M&Aと事業承継: 企業の存続と発展を支援するための情報を提供します。具体的には、M&Aの手法や事業承継のプロセス、成功事例などを紹介しています。
- ESG経営: 環境、社会、ガバナンスに配慮した経営スタイルを推進します。これには、持続可能なビジネスモデルの構築や環境保護活動の実践などが含まれます。
- 地方創生: 地域経済の活性化を目指し、地方企業の支援を行います。具体的には、地方企業の成功事例や地域資源の活用方法などを紹介しています。
- 環境配慮: 自然エネルギーの活用や最新テクノロジーの導入を推進します。これにより、企業が環境に優しいビジネスを展開できるよう支援しています。
目指す世界
「THE OWNER」は、サステナブルな発展をテーマに、人間、社会、地球環境に配慮した経営を推進しています。経営者が企業の存続と発展を目指すための強力なサポートツールとして、幅広い情報とノウハウを提供しています。
運営会社と背景
「THE OWNER」は、株式会社日本M&Aセンターホールディングスと株式会社ZUUの合弁会社である株式会社ZUUM-Aが運営しています。このプラットフォームは、2019年に設立され、経営者が直面するさまざまな課題に対する解決策を提供することを目的としています。
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以上、今回のブログでは三陽工業の歴史と、井上社長が掲載された「THE OWNER」についてご紹介させていただきました。
三陽工業では、これまで今回ご紹介したもののほかにも数々の「やったことがないこと」に挑戦してきました。「日本の製造現場を元気にする」というビジョンを叶える為に、この挑戦はとどまるところを知りません。
現在、製造業界では少子高齢化が深刻化しており2025年には多くの熟練職人が後期高齢者に入ると言われています。そこで、三陽工業では2018年から事業・技能承継者不足に悩む製造現場を中心としたM&Aを開始しました。今後も三陽工業は、承継者不足に悩む製造現場のM&Aと生産推進グループの拡大によって2025年問題の解決に取り組んでまいります。
現在、三陽工業には全国に27か所の製造派遣事業の営業所がありますが、製造業における製造拠点は兵庫県に集中している為、兵庫県外の生産推進グループ社員が工場長など、自社工場でのキャリアアップを志望した場合、その土地を離れなければならないという問題点がありました。
そこで、全国の事業所付近にM&Aによって自社工場を構える事で社員のニーズを満たし、若く製造業に高い志を持つ社員を技能承継者として、M&Aした向上に配属することで2025年問題の解決にもつなげることが出来ます。
また、生産推進グループの社員を全国に増やすことで、これらはさらに大きな規模で行うことが出来ます。
これからも、「日本の製造現場を元気にする」ために挑戦を続ける三陽工業の動向に是非ご注目ください☆彡
本.
本日も最後までご覧いただきましてありがとうございました!
それでは、今日はこのあたりで。
はなね~リカでした!
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