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Kawasakiおんがえしプロジェクトとは!?
2024.10.25
こんにちは、リカです!
本日はリカの第908投をお届けします。
最近とても涼しくなってきたので、ツーリングをしている人も増えてきましたね!この間もサービスエリアに沢山バイクが止まっていて、とってもかっこよかったです。三陽工業に入社して、バイクの事についていろいろしていくうちに、街でアイクを見かけると目で追ってしまうようになりました(#^.^#)
今日は、三陽工業が2016年から行っているKawasakiおんがえしプロジェクト(Kawasaki Repayment Project = KRP)」のお話です。
三陽工業は2016年から、「Kawasakiおんがえしプロジェクト(Kawasaki Repayment Project = KRP)」を始動しました。
三陽工業は約40年以上にわたり、カワサキオートバイに関わる様々な仕事を通じて成長してきました。カワサキのオートバイによって育てられたという強い感謝の気持ちがあり、「何か恩返しがしたい」、「人には無限の可能性がある」という想いがプロジェクトの原動力となっています。
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Kawasakiおんがえしプロジェクト誕生のきっかけ
埼玉県東松山市にあるバイクショップ、RS-ITOHと協力してプロジェクトが始まった2016年から、KRP三陽工業&RS-ITOHというチームで「全日本ロードレース選手権」や「鈴鹿8時間耐久ロードレース」などに参戦しています。
三陽工業にはバイク好きな社員も多いので、8月に行われた鈴鹿8耐には各地からバイク好き社員が応援に駆け付けたそうですよ🏍福利厚生の一環で、KRP三陽工業&RS-ITOHが出場するバイクレースのチケットを会社負担で用意してもらえるのも嬉しいポイントですよね~。リカも来年は現地に応援に行きたいな~と思っています(*^-^*)
三陽工業とチームを組んでいるRS-ITOHは、1993年から全日本ロードレース選手権にカワサキ車両で参戦しており、同一メーカー・同一チームで30年間連続参戦を続けている唯一のプライベーターチームです。広報課のかがっちさんがレースクイーン時代に、RS-ITOHでレースクイーンを務めていたことがきっかけとなり、三陽工業とも交流ができて「Kawasakiおんがえしプロジェクト」が生まれました。
RS-ITOHの「カワサキのバイクで戦いたい」という強い想いと、三陽工業の「カワサキのバイクに恩返しがしたい」という想いが結びつき、共同でレースに挑むことになったということですね(*^^*)
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JSB1000クラス
少し前にもお話をしましたが、まだご覧になっていない方もいらっしゃるかもしれないので再度JSB1000クラスについてお話させていただきます。JSB1000クラスは、全日本ロードレース選手権の最高峰カテゴリーであり、国内外のトップのライダーが競い合うクラスです。
まず、JSB1000クラスのバイクは、市販されているスーパーバイクをベースにしていますが、レース用に大幅な改造が施されています。エンジンの出力は200馬力以上に達し、最高速度は300km/hを超えることもあります。これにより、ライダーは非常に高い技術と集中力が求められます。また、バイクの軽量化や空力性能の向上も重要な要素であり、各チームは細部にわたる調整を行っているんですよ~!KRP三陽工業&RS-ITOHでは、RS-ITOHの高い技術をもってバイクを最高のコンディションにしています。
次に、JSB1000クラスのレースは、非常にエキサイティングでスリリングです。レースは通常、サーキットと呼ばれる専用のコースで行われ、コーナリングや加速、ブレーキングなど、さまざまな技術が試されます。ライダー同士の接戦や、わずかなミスが勝敗を分けることも多く、観客にとっては見応えのあるレースとなります。
さらに、JSB1000クラスは、ライダーだけでなく、チーム全体の協力が重要です。エンジニアやメカニック、戦略担当者など、多くの専門家が一丸となってバイクの性能を最大限に引き出すために努力しています。レース前の準備やピット作業、レース中の戦略など、チーム全体の連携が勝利への鍵となります。
また、JSB1000クラスは、若手ライダーの登竜門としても重要な役割を果たしています。多くのトップライダーがこのクラスで経験を積み、国際的なレースに挑戦するためのステップアップを果たしています。将来のスター選手が誕生する場でもあり、ファンにとっては新たな才能を発見する楽しみもあります。
最後に、JSB1000クラスは、バイクの技術革新の場でもあります。各メーカーは、最新の技術を投入し、バイクの性能を向上させるための研究開発を行っています。これにより、市販バイクにもその技術がフィードバックされ、一般のライダーも恩恵を受けることができます。
KRP三陽工業-RSITOHは、2016年から2018年までJSB1000クラスに参戦していましたが、2019年にST600クラスに変更し、コロナ渦の影響もあり2021年は出場を辞退しました。そんな中、RS-ITOHは2020シーズンからJSB1000クラスにおいてKawasakiのバイクで戦う唯一のチームでした。
「JSB1000クラスでKawasakiのバイクを走らせ続けたい」というRS-ITOHの想いを受け、2022シーズンにKRP三陽工業&RS-ITOHは、2輪レース国内最高峰のJSB1000クラスに復活します。
8月にモビリティリゾートもてぎで行われた全日本ロードレース選手権第5戦目では、佐野優人選手が13位、柳川明選手が10位という結果を残しました。これからもKRP三陽工業&RS-ITOHはKawasakiオートバイで戦い続けます!!.
Ninja ZX-10Rの紹介
KRP三陽工業&RS-ITOHは、主にKawasakiの「Ninja XZ-10R」を使用しています。
・カワサキ Ninja ZX-10Rってどんなバイク?
Ninja ZX-10Rは、カワサキが作っているスーパースポーツバイクです。これは、速く走るために設計されたバイクで、特にレースやサーキットでの使用を想定しています。でも、公道でも乗ることができます。このバイクの心臓部は、998ccのエンジンです。これはとても大きなエンジンで、たくさんのパワーを生み出します。簡単に言うと、アクセルをひねるとすごく速く走ることができるんです。また、Ninja ZX-10Rには、たくさんのハイテクなシステムが搭載されています。例えば、コーナリングマネジメントシステムやトラクションコントロールシステムがあります。これらは、バイクが滑らないようにしたり、コーナーを安全に曲がれるように助けてくれます。バイクの前の部分には、小さな羽のようなもの(ウィングレット)が付いています。これは空力性能というものでこれがあることで、高速で走るときにバイクが安定しやすくなります。
Ninja ZX-10Rには、特別なサスペンションが付いていて、どんな道でも快適に走ることができます。サスペンションは、バイクの乗り心地を良くするための部品です。そして、ブレーキもとても重要です。Ninja ZX-10Rには、ブレンボという有名なメーカーのブレーキが付いていて、しっかりと止まることができます。
このバイクは見た目もかっこいいですよね!Ninjaならではの緑の美しいボディが目を引きます👀✨ カワサキ Ninja ZX-10Rは、速くてかっこよくて、たくさんのハイテク機能が詰まったバイクです。レースでも公道でも楽しめるように作られていて、乗るととても楽しいバイクです。そんなバイクを、KRP三陽工業&RS-ITOHではレースに使用しています。まさに高い技術の集合知のようなバイクですね🏍
三陽工業本社のエントランスに、8耐などで実際に使用しているバイクを展示しているので三陽工業本社に訪れられた際には是非ご覧くださいね(*^^*)
今年の入社式の際には、会場の入り口にもバイクを飾っていました!新入社員の方々が、バイクに沢山興味を持ってくださって嬉しかったです☆彡
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三陽工業と川崎重工業の歴史
三陽工業の現在の代表取締役社長である井上社長の祖父が三陽工業を創業しました。
1960年代、井上社長の祖父の井上省さんは川崎航空機の明石工場で社内外注のような仕事を行っていました。順調に拡大していきましたがオイルショックで仕事が激減し、1980年に三陽工業を創業します。創業以降は、川崎の下請け業務をメインで行い、三陽工業はカワサキのオートバイ部品の製造において重要な役割を果たし、技術力を高めました。
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KRP三陽工業&RS-ITOH 2024シリーズ選手紹介
2024年のKRP三陽工業&RS-ITOHチームのライダーは、佐野優人選手と柳川明選手です。彼らは全日本ロードレース選手権(JRR)のJSB1000クラスに参戦し、Kawasakiのバイクでトップを目指し戦っています。
▼佐野優人選手
佐野選手は1997年1月11日生まれで、大阪府出身です。彼は4歳でバイクに乗り始め、5歳で初めてレースに参戦しました。7歳でミニバイクにステップアップし、10歳で鈴鹿サーキットレーシングスクールに入校しました。その後、全日本ロードレースGP125クラスに挑戦し、着実にキャリアを積み重ねてきました。昨年はST1000クラスでの参戦でしたが、2024年シーズンはJSB1000クラスにフル参戦します。佐野選手は、レースごとに自分の技術を磨き、上位を目指して努力しています。彼の目標は、トップライダーの走りを研究し、自分のスタイルに取り入れることで、結果を残すことです。彼の情熱と努力は、チームにとって大きな力となっています。
▼柳川明選手
柳川選手は1971年7月15日生まれで、鹿児島県出身です。彼はベテランライダーであり、数々の経験と実績を持っています。1988年にミニバイクレースでフル参戦し、10勝を挙げました。1997年から2001年までスーパーバイク世界選手権に参戦し、日本人ライダーとして初めて日本大会以外で勝利を収めました。2002年からはカワサキMotoGPのテストライダーを務め、2004年からはチームグリーンで全日本ロードレース選手権JSB1000クラスに参戦しています。
柳川選手のキャリアは、数々の挑戦と成功で彩られています。1990年には鈴鹿4時間耐久ロードレースで優勝し、1997年にはスーパーバイク世界選手権でランキング4位を獲得しました。彼はまた、鈴鹿8時間耐久ロードレースでも複数回の上位入賞を果たしています。彼のキャリアの中で特筆すべきは、1998年に米国でのレースで追突されて一時意識不明になったことや、2016年に転倒して骨盤を折ったことなど、多くのけがを乗り越えてきたことです。それでも彼は「バイクは体の一部。やめるなんて考えられない」と奮起し、脚への負担が少ない自転車で週に約200キロを走るなどして克服しました。
2024年シーズンは、開幕戦の鈴鹿サーキットとオートポリスの2戦のみの参戦予定です。限られた機会の中で最高のパフォーマンスを発揮し、可能性を最大限に引き出すことが彼の目標です。柳川選手は、長年の経験を活かし、若手ライダーたちにとっても良い手本となる存在です。
KRP三陽工業&RS-ITOHチームは、Kawasakiのバイクを使用しており、チーム全体が一丸となってレースに挑んでいます。三陽工業は、Kawasakiオートバイへの恩返しをしたいという思いから、2017年からRS-ITOHとタッグを組んでいます。この協力関係により、チームは高い競争力を維持し続けています。
佐野選手と柳川選手のコンビネーションは、若さと経験のバランスが取れており、チームにとって非常に強力な武器となります。佐野選手の情熱と柳川選手の経験が融合することで、KRP三陽工業&RS-ITOHチームは、2024年シーズンも走り抜けてきました。全日本ロードレースも残すところ1戦となりましたが、これからの活躍も楽しみです。
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カワサキおんがえしプロジェクトコメント
ここで、KRPに対する三陽工業株式会社代表取締役井上社長の想いとKRP三陽工業&RS-ITOHの総監督である伊藤一成監督の想いをご紹介させていただきます!
▼三陽工業代表取締役社長 井上直之
2017年から始まったKRP=Kawasaki Repayment Project(Kawasakiおんがえしプロジェクト)も今年で8年目を迎えることになりました。伊藤監督を始め、このチームを支え続けて来ていただいた皆様に心から感謝いたします。ありがとうございます。そして、迎える2024年シーズン。佐野優人選手と柳川明選手がKawasakiのマシンでJSB1000を走り抜けます。Kawasakiの灯を消さない。そんな想いを持ち続けKRP三陽工業&RS-ITOHは走り続けていきます。
▼RS-ITOH代表 伊藤一成
いつも応援ありがとうございます。今年もJSB1000クラスに継続参戦いたします。今では少なくなってしまったKawasaki車両でひとつでも順位をあげたい。熟成されたKawasaki ZX-10Rに、なお一層改良を重ねています。チーム一丸となって戦いますので、サーキットに足を運んでいただきKawasaki ZX-10Rとライダーの応援をよろしくお願いいたします。
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リカも入社するまでは、あまりバイクに詳しくなかったのですがKRP三陽工業&RS-ITOHの活躍を知り、バイクに興味がわきました。三陽工業の社員のなかにも同じようにKRP三陽工業&RS-ITOHの活躍を見てバイクに興味を持った人は多いと思います。
今後も三陽工業はKawasakiおんがえしプロジェクトを通して、創業以来共に歩んできたKawasakiのバイクに恩返しを続けていきます。
そして、Kawasakiのバイクでレースを走り続け、Kawasakiのオートバイの魅力を様々な人に伝えていきたいです。
これからも、KRP三陽工業&RS-ITOHの応援、よろしくお願いします!
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本日も最後までご覧いただきましてありがとうございました!
それでは今日はこのあたりで。
ほなね~、リカでした!
印象的な緑色のボディー
それを走らせるライダーさん
彼らの走りを 熱いまなざしで見届ける社長
このプロジェクトの顔・顔・顔・・・
この絆も 大切にしていきたいですねw
tachiuomanさん♪
こんにちは、リカです!
コメントありがとうございます!
ずっと大切にしていきたいと思っています(*´ω`)♡