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全日本ロードレース選手権第8戦in鈴鹿サーキット 最終戦となった本レースの結果は・・・!?
2024.12.4
こんにちは、リカです!
本日はリカの第924投をお届けします。
今日は前回に引き続き、全日本ロードレース選手権第8戦in鈴鹿サーキットのお話させていただきたいと思います!レースが開催されるたびに、この広報ブログでレースの結果などをご報告してきましたが、なんと今回のブログで2024年の全日本ロードレース選手権結果報告は最後となります。10月26日から27日に鈴鹿サーキットで開催されたレースが最終戦だったので、今回のブログが締めくくりとなるのは、リカもすこし寂しいです…。何より時の速さにビックリしてしまいました!
今回が最後となるので、ぜひ最後までお付き合いお願いしますね(*´▽`*)♡
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鈴鹿サーキットレース詳細
まずは今回のレースのタイムスケジュールや流れをお話させていただきます!
先ほども少し記載しましたが、最終戦となる全日本ロードレース選手権in鈴鹿は10月26日(土)から27日(日)に開催されました。開催クラスはJSB1000・ST1000・ST600・J-GP3・JP250となっております。
実はバイクの搬入などは24日(木)から行われており、25日(金)にはフリー走行が行われていました。そして26日と27日に決勝戦が行われるという流れです。今回の詳しいレース結果は後程ご紹介するとして、まずは「ピットウォーク」についてお話させていただこうかなと思います!これまでのブログでも何度もピットウォークについて紹介してきておりますが、今回初めてこのブログを読んでくださっている方のためにも再度説明させてくださいね♪
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ピットウォーク
「ピットウォーク」とは、レースを見に来ているお客さんがピットエリアを訪れて、チームやライダー、レースクイーン、バイクなどを間近で見たり交流できたりするイベントです!普段は立ち入ることができないエリアに入ることができるので、とても貴重なイベントなんですよ♪
このピットウォークでは、ライダーさんと直接話すことができたりサイン会が開催されていたりするのでファンの方にとっては忘れられない時間になると思います( *´艸`)✨ 何より実際に走っているバイクを、間近でじっくり見ることができる所が魅力ですよね♪普段は離れた客席からしか見ることができないので、バイク好きにもたまらない時間なのではないかなと思います!ピットウォークに行ったことがないよって方はぜひ次のレースで参加して、バイクのデザインやパーツなど、細部までじっくり鑑賞してみてください!
さらにレースクイーンさんやマスコットキャラクターも登場します✨レースクイーンさん達とは写真撮影が行えたり、時にはファンサービスを貰えちゃうことも( *´艸`)リカ的には、レースクイーンさん達が身にまとうかわいい衣装を近くで見れちゃうのが嬉しいです♪それぞれのチームごとに全然デザインが違うので見ていて楽しいんですよね~!
実は三陽工業の公式マスコットキャラクターである「さよりん」とも会えちゃうんです!!お子さん達からも大人気なさよりんですが、全会場にいるわけではないので会えた方はラッキーかも…?
ピットウォークでは、レースの裏側を垣間見ることができます。ピットエリアというレース中にマシンの整備やタイヤ交換、燃料補給を行う場所で、レース前の緊張感やマシンの最終調整などを行う姿が見れます。レースが始まる前の独特の雰囲気はここでしか味わえないのでより一層一体感を感じられるのではないでしょうか。
このブログを読んでピットウォークが気になってくださった方には、是非とも参加していただきたいのですが、実はピットウォークに参加するためには通常の観戦チケットに加えて「ピットウォークパス」が必要になります。バイクレース大会の人気イベントでもあるため、早い目に購入しておくことがおすすめです👍またピットウォークの時間帯や参加方法はレースによって異なるため、事前に公式サイトなどで確認しておいてくださいね♪
ちなみに今回が全日本ロードレース選手権の最終戦ということで、KPR三陽工業&RS-ITOHのピットウォークでは、超超レアな佐野優人選手と柳川明選手のサイン入りポスターがゲットできちゃったみたいです✨それに加えて、数量限定でさよりんの可愛いステッカーも配られていました!サイン入りポスター、リカも欲しかったなぁ…( ;∀;) 他のチームでもサインやグッズが貰えることがあるので、推し選手や推しチームがいる方には足を運んでいただければと思います♪
レースが初めてで楽しみ方がわからない…という人も、このピットウォークに参加すれば、よりバイクレースの魅力を知ることができると思います!ぜひこのお祭りのように楽しいこのピットウォークに行ってみてくださいね(#^^#)
先ほど少しだけピットについてお話しましたが、もう少し詳しく鈴鹿サーキットのピットについてご説明します!
鈴鹿サーキットのピットエリアは、コースのメインストレート沿いに位置しており、全部で48のピットガレージが常設されています。今回で言うとKPR三陽工業&RS-ITOHのピットは35番でした。チームごとにそれぞれのピットが割り振られているので、ピットウォークの際にはこの番号を目印に、お目当てのチームのもとへ行ってみてください!
ちなみに各ガレージは109平方メートルの広さがあり、このガレージの中にはチームのマシンの整備や修理を行うための整備が完備されています。
バイクレースについてあまり詳しくないよって方のために、メインストレート・ピットレーン・ピットガレージについて解説すると…
☆メインストレート
メインストレートはサーキットの中で最も長い直線部分を指します。スタートとフィニッシュラインが設置されており、ここのゾーンに来るとバイクの最高速度に達することも多いのだそう!非常にエキサイティングなバトルが見れちゃうこと間違いなしなスポットです✨
またメインストレートには観客席やピットウォールが設置されているため、間近でバイクレースを楽しめます♪他にもサインボードエリアが設けられており、チームがライダーに対して情報を伝えるための場所となっています。
☆ピットレーン
ピットレーンはピットエリア内の通行路で、通常は高速レーン(ファストレーン)と内側レーン(インナーレーン)の2つのレーンに分かれています。高速レーンは主に車両の通行に使用され、内側レーンは整備作業が行われる場所です。この2つのレーンは舗装にも違いがあって、燃料がこぼれたときにアスファルトが損傷しやすいことから、高速レーンはアスファルト舗装、内側レーンはコンクリート舗装されていることが一般的なんだとか!ピットレーンの豆知識としてぜひ覚えてくださいね♪
☆ピットガレージ
ピットガレージは各チームがマシンの整備や修理を行う場所です。ガレージはピットレーンに沿って縦長に並んでおり、中にはバイク修理に使う工具やスペア部品なども準備されているため、レース中のトラブルも迅速に対応できちゃいます👍✨タイヤ交換や、燃料の補給などは、レース結果に大きく影響してしまうので、このような万全の体制を整えた環境となっています。
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トークショー
実は今回の全日本ロードレース選手権in鈴鹿では、「パドックトーク」というトークショーが開催されていました!こちらのトークショーは、オートバイ・バイクに関する幅広い最新情報をお届けするモーターマガジン社「webオートバイ」の公式チャンネルで配信されており、 KPR三陽工業&RS-ITOHのライダーである柳川明選手・佐野優人選手は、動画の4:51:50~から登場!とっても貴重なお話が聞けちゃいました♪
柳川選手は今年2回怪我をしてしまい、それを乗り越えて迎えた鈴鹿戦だったため、少し緊張もあったそうです。
一方佐野選手は、今年の8耐で弟さんである佐野勝人選手と共に走ったということもあり、今回のレースは良いイメージを持って参戦できたとおっしゃっていました。初日の走行ではしっかりと詰め所を把握できたみたいです✨しかし2日目でまさかのバイクトラブルが…予選で転倒してしまったこともあり、少し流れが悪い中でも次のレースを頑張りたいと意気込んでおられます。
鈴鹿サーキットのイメージや想いについて語る場面で、柳川選手が初めてこの鈴鹿サーキットを走った頃を振り返っておられます。
なんと柳川選手が初めて鈴鹿サーキットを走ったのは1989年の12月なんだそう!当時と比べるとコースのレイアウトや外観も変わっているみたいですが、バイクレースが開催されるサーキットの中でも1番有名な場所ということもあって、当時はとてもテンションが上がったそうです♪何より鈴鹿サーキットはコースが長く、低中速攻コーナーもあれば、高速コーナーもあるので走っていてとても面白いと話しておられました。
佐野選手は、自身が鈴鹿サーキットレーシングスクール出身ということもあり、過去に何度も走り込んでいたサーキットであるため、他の会場と比べても比較的得意なサーキットなんだそう!そのため今回の大会は「さらに上に行きたい!」という気持ちが強かったみたいですが、マシントラブルなどにより苦戦していると話しておられます。
☆ファンの声援はレース中に届いている?
ファンの皆さんも気になっているであろう、こんな質問もトークショー中に応えてくださっていましたよ( *´艸`)✨
ライダーさん達は普段、耳栓をしていることもあり、レース中に声が聞こえることはないみたいです。しかしながら、グリッドにいる時や選手紹介で名前が呼ばれた時に、川崎カラーの緑色の旗を振っている姿はよく見えるんだとか!!どこのコーナーでも、この緑の旗を振る姿は目に留まりやすく、特に8耐は走行時間が長いこともあって結構周りを見ながら走っているとのこと。そのため決勝中に旗を振って応援してくれている姿は、よく見えて嬉しいと語っておられます♪♪
実は佐野選手は走行中に耳栓をしない派なんだとか( ゚Д゚)
以前乗っていたGP125の時は、甲高い音が嫌で付けていたみたいですが、現在のバイクに乗り変えて以降は自然と耳栓を外すようになり、特に集中が途切れるといった問題もないそうです。これを聞いた柳川選手もびっくりした様子でした ( *´艸`)
☆スタート前のルーティンを教えて
柳川選手は30年以上バイクレースで走っていることもあって、ルーティンが増えすぎているみたいです(笑)1つでも間違えるとやり直しするのが大変なので、ルーティン化するのを辞めたいんだ!と仰っていました。
柳川選手のレース前ルーティンとしては、ピットから出てバイクに跨る前に、地面にしゃがんで頭に3回手を当てる。そのあと胸を叩いて、左からバイクに跨るという流れだそう!
一方佐野選手のルーティンはシンプルで、ブーツ・グローブを左から着用。バイクには左から跨る。というものでした。
佐野選手も、もし間違えて右からブーツやグローブを着用した際はやり直すみたい!
やっぱり気持ちを整えるためにも、レース前のルーティンって大切なんですね!他の選手はどんなルーティンがあるのかな??これからバイクレース観戦に行くときは、そこも要チェックしておきたいと思います(^^)✨
他にもお2人のトレーニング方法などについてもお話されていたので、ぜひこちらのリンクから視聴してみてくださいね♪↓
現場の声をまるっとお届け!「パドックトーク」第56回MFJグランプリ スーパーバイクレース in 鈴鹿(10月26日・土曜日)
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今回のレースの振り返り
今大会は事前テストが設定されていなかったため、木曜日から走行が始まりました。佐野選手・柳川選手、共に順調な走りを見せ、2日目にはセッティングをしっかりと詰めていく事に。しかしながら1本目の走行2周目で佐野選手のマシンにトラブルが生じます。ピットに戻って調整を行いますが、マシンの異変は一向に改善せずそのまま2日目を終える形となりました。
ウィーク3日目の土曜日は、予選に向けて佐野選手のマシンのエンジンとスロットルボディ交換を決行し、何とか予選開始時刻に間に合わせます。しかしながら佐野選手は終了間際に転倒。幸い大きな怪我は無く、マシンも大きな損傷が無かったためこのマシンでRace1を戦うこととなりました。
Race1では佐野選手20番手、柳川選手23番手でスタートを切りますが、なんと佐野選手のバイクが再びマシントラブルに…7週を終えたところでこのまま走り続けるのは危険と判断し、無念のリタイアとなりました。一方柳川選手は安定した走りを見せ、19番手でチェックしています。
レースウィーク最終日の日曜日は、佐野選手・柳川選手共に良いペースで周回を進めます。レース自体は転倒が相次ぎ、難しい場面も多くありましたが順調に走り続けました。そんな中10周目で複数台が絡むクラッシュが発生。11周目でセーフティカーが導入されることになりますが、激しいポジション争いにも何とか食らいつき、結果的に佐野選手10位、柳川選手14位で今大会のレースは締めくくられました。
今日のブログで2024年全日本ロードレース選手権のブログは終了です!
皆さん、最後までお付き合いいただきましてありがとうございました!!
来年度の体制についてはまだどうなるか分かりませんが、決定次第このブログでもお知らせさせていただきますのでチェックしていただけると嬉しいです♪最後になりましたが、本年度もKRP三陽工業&RS-ITOHへの温かいご声援を誠にありがとうございました!
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本日も最後までご覧いただきましてありがとうございました!
それでは今日はこのあたりで。
ほなね~、リカでした!
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