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    ここで三陽工業がバイクと深いかかわりがある理由をお話してみるの巻

    2024.8.14

    こんにちは、リカです! 

    本日はリカの第881投をお届けします。 

    皆さんこの夏はどうお過ごしですか?最近は広報室にいると蝉の鳴き声が聞こえたりします。今年は夏を楽しみたい!とおもう反面、暑くて暑くて結局休みの日は家でゴロゴロしちゃってるリカです(笑)クーラーとアイスで今のところは快適に過ごせてますが、花火大会とかプールに行きたいなぁとも思うので頑張って外に飛び出そうと思います!! 

    近況はこのくらいにして…… 

    今日はバイクにかかわるお話をしていこうと思います!皆さんは三陽工業のエントランスにバイクが展示してあることをご存知でしょうか?朝出勤するたびにかっこいいバイクが目に入って、リカはいつも自分がバイクに乗っている姿を想像しちゃいます!あのバイクはレース用のNINJA250と同じもので、カウル(バイクの車体を覆うように取り付けられているパーツ)の部分をはがして三陽の研磨の技術で中身の磨けるところをピッカピカにしてあります。なので公道では走らせることができませんが、三陽工業とKawasakiのオートバイが深いつながりを持つことを表す展示とも言えますよね! 

     Kawasakiに対して強い想いがあるからこそ三陽工業では「Kawasakiおんがえしプロジェクト」というものを行っています。まずはこのプロジェクトのお話から始めたいと思います! 

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    Kawasakiおんがえしプロジェクト 

    三陽工業では約40年以上をKawasakiのオートバイと共に歩んできました。三陽の研磨技術はKawasakiのオートバイによって育てていただいたといっても過言ではありません。その結果、現在では兵庫県明石市のみならず全国各地で事業が展開できています。しかし会社がどれだけ大きくなろうと三陽工業のKawasakiのオートバイに対する想いは不変です。 そこで、「何か恩返しがしたい」「人には無限の可能性がある」という2つの想いが重なりあったことにより誕生したのがこのKRP=Kawasakiおんがえしプロジェクト!!!(KRPとは「Kawasaki Repayment Project」の略称) 

    このプロジェクトは2017年から正式にスタートして8年目のシーズンになります。2018年からは「KRP三陽工業&RS-ITOH with VISSEL KOBE」としてVISSEL KOBEとコラボをし、Kawasakiのバイクで全日本ロードレース・鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦してきました!三陽工業が懸け橋となることでさらなる可能性を求めてチャレンジしています。 

    2021年は全日本ロードレース選手権への参戦自体を撤退しました。しかしKawasakiの雄「RS-ITOH」の「JSB1000クラスでKawasakiのバイクを走らせ続けたい」という想いを受けて、2022シーズンに三陽工業は復活を果たしています。RS-ITOHの「Kawasakiのバイクで戦いたい」という想い、柳川選手の「向上心が消えない限り生涯現役」という想い、そして「Kawasakiへ貢献したいという三陽工業の想い…これらの想いを乗せてKRP三陽工業&RS-ITOHは再スタートしました。 

    このプロジェクトには「Kawasakiおんがえしプロジェクトページ」というものがあります!三陽工業のホームページの一番下に行くとTikTokやブログなど三陽工業のコンテンツがたくさん出てきます。その中の一つにこのページがあります!! 

    ▼Kawasakiおんがえしプロジェクト
    Kawasakiおんがえしプロジェクトページ 

    このサイトを開くと上の写真がまず出てきます!スライドショーでレース関係の写真がたくさん流れるようになっているのですが全写真とっても素敵なんですよ!この写真はかがっちさんが毎年選んでくれていてデザインも毎年変わるので要チェックです♪その他、井上社長とRS-ITOHの社長のメッセージやライダーさんの紹介、レースのスケジュール、これまでのレース結果などが掲載されています。 

    それではここで三陽工業をメインスポンサーにしているライダーさんをご紹介します! 

    1人目は柳川明さん!鹿児島県出身で約30年以上もバイクに乗られているベテランライダーです。世界で戦った経験も!昨年は全日本ロードレース選手権において、フル出場。今年は開幕戦鈴鹿サーキットとオートポリスのスポット参戦となりますので、残るオートポリスが柳川さんの今年走る最後のレースになるかも⁉皆様要チェックです! 

    もう1人は佐野優人さん!大阪出身、27歳の若きライダーです。昨年はST1000クラスにフル出場。2024年はKRP三陽工業&RS-ITOHより全日本ロードレース選手権の最高峰・JSB1000クラスに参戦されます!

     このお二方が三陽工業と書かれたバイクに乗ってレースに参戦してくださっているんですよ!これまでいろんな時代や経験を乗り越えてきました。今後も挑戦を続け、シンカする姿をお見せできるように頑張りますので、引き続き温かい応援よろしくお願いします♪ 

    ここまで「Kawasakiおんがえしプロジェクト」についてお話してきましたが、続いてはレースについてお話していこうと思います!! 

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    全日本ロードレース選手権 

    全日本ロードレース選手権とは全国のサーキットを舞台に争われる日本で一番大きいプロのバイクレースのことです!全日本モーターサイクル協会(MFJ)が主催する大会です。各地方選手権を勝ち上がったライダー達が全国6か所のサーキットを転戦して日本チャンピオンをかけて争います。 

    1. モビリティリゾートもてぎ(栃木) 
    2. 鈴鹿サーキット(三重) 
    3. オートポリス(大分) 
    4. スポーツランドSUGO(宮城) 
    5. 筑波サーキット(茨城) 
    6. 岡山国際サーキット(岡山) 

    この6カ所のサーキットを詳しく説明したブログも以前に投稿しておりますので気になる方はぜひご覧ください! 

    主なクラスは最高峰クラスのJSB1000、先ほど紹介したお二人がこのクラスですね!
    600㏄エンジンを搭載した車両が集う、ST600 
    中高生など若手ライダーが多いJ-GP2J-GP3の4つになります。 

    レースはその年によって変わりはしますが年間10戦ほどあり、各レースに出場してポイントを稼ぎます。そして年間のレースを通してより多くのポイントをゲットした人が年間チャンピオン!!この全日本ロードレース選手権は短距離走で早くゴールした人が勝利します。ゴールに関してはレースによって違いはありますが大体15~25週の間くらいは走るんだとか!速さを競う分、見ごたえも半端ないです!! 

    「JSB1000クラス」は市販車ベースのマシンではありますが、タイヤに関してはサーキット専用のレーシングタイヤが使用されています。日本独自のスーパーバイクのクラスです。全日本ロードレース選手権は「ワークスチーム」「プライベーターチーム」の2つのチームがあります。「ワークスチーム」はKawasakiをはじめとするバイクメーカーが仕事としてレースに参加しています。やっぱり自社で製造している分、技術面も高くレースに向けた作業が仕事として出来るため有利になります。 

    一方「プライベーターチーム」は「ワークスチーム」以外のRS-ITOHのような町のバイク屋さんやバイク好きな人たちのチームを分類し呼ばれる名前です。ということはつまり、KRP三陽工業&RS-ITOHはプライベーターチームにあたります!レースのためにバイク開発ができるわけではないですし、そういう面でもやっぱりワークスチームの方が有利だったりするんだとか…。 

    先ほど少し触れましたがか2021年は全日本ロードレース選手権の参戦自体を辞退しています。2016年よりKRP三陽工業&RS-ITOHはレース界へ参戦しており、2018年まではJSB1000クラス、それ以降はST600クラスに変更し、2021年に辞退…。 

    この2020シーズンは多くのワークスチームがレースを撤退していました。Kawasakiのワークスチームもサーキットから姿を消してしまったそうです…。そんな中、RS-ITOHは2020シーズンからJSB1000クラスにおいてKawasakiのバイクで戦う唯一のチームでした。 

    「JSB1000クラスでKawasakiのバイクを走らせ続けたい」このようなRS-ITOHの想いを受け、2022シーズンにKRP三陽工業&RS-ITOHは2輪レース国内最高峰のJSB1000クラスに復活しました!
    やっぱりKawasakiへの感謝の気持ちが強い三陽工業なのでKawasakiの灯を消さないためにも参戦を続けています!! 

    現在、国内メーカーのワークス参戦はヤマハのみ…。もっとたくさんの国内メーカーワークスが参戦しているロードレースをリカは夢見ています。それにもっともっと観客数も増えてほしい!こんなに迫力があって熱い戦いが見られる全日本ロードレース選手権の魅力を伝え続けるべく三陽工業はまだまだ頑張ります! 

    今年のJSB1000クラス開催日程としては 
    1,鈴鹿2&4レース 2024/03/09-03/10 (鈴鹿サーキット“三重”) 
    2,スーパーバイクレースinもてぎ 2024/04/13-04/14  (モビリティリゾートもてぎ“栃木”) 
    3,スーパーバイクレースinSUGO 2024/05/25-05/26(スポーツランドSUGO“宮城”) 
    4,もてぎ2&4レース 2024/08/24-08/25(モビリティリゾートもてぎ“栃木”) 
    5,スーパーバイクレースin九州 2024/09/07-09/08(オートポリス“大分”) 
    6,スーパーバイクレースin岡山 2024/09/28-09/29(岡山国際サーキット“岡山”) 
    7,第56回MFJグランプリスーパーバイクレースin鈴鹿 2024/10/26-10/27 (鈴鹿サーキット“三重”) 
    となっております!次行われるのは真夏の8月!熱中症には十分お気を付けて、予定が合う方はぜひ現地で一度観戦してみてほしいです♪ 

    .

    鈴鹿8時間耐久ロードレース 

    続きましてご紹介するのは「鈴鹿8時間耐久ロードレース」です! 

    以前にもご紹介はしましたが改めて説明していきますね! 

    このレースは三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで毎年夏に行われています。一言でいうと夏の祭典!!このレースは、略して“8耐”とも呼ばれたりしています!先ほど紹介した全日本ロードレース選手権と違う点は日本国内のレースではなく、世界選手権であるというところです。世界的にモーターサイクルスポーツを統括・管理している組織を「国際モーターサイクリズム連盟(Fédération Internationale de Motocyclisme略してFIMといいます。このFIMが主催している大会の1つが「FIM世界耐久選手権」という大会です。ですので、FIM世界耐久選手権の1戦として開催される「鈴鹿8時間耐久レース」は日本最大のオートバイレースとも言えます!! 

    “8時間耐久”という文字通り、このレースは8時間ずっと走り続けて順位を争います。2~3名でチームを構成し、順番交代で走り続けているんです!お昼ごろにレースがスタートし8時間が経過した時点で最も多くの周回を重ねたチームが勝ちとなり、そのあとフィニッシュラインまでたどり着けばゴールです!8時間も走り続けるなんてびっくりしますよね⁉しかもスタート時間がお昼間…。気温も高く、晴れていれば日差しもカンカン照りな時間帯です。ライダーさん達も応援している観客の皆さんも大変だとは思いますが、毎年とても熱い戦いが繰り広げられています! 

    1978年から開催され、1980年からはFIM世界耐久選手権のレースとして組み込まれた鈴鹿8時間耐久レース。以前は決勝前日にMFJの国内ライセンスあるいはフレッシュマンライセンス所有者のみが参加できた「鈴鹿4時間耐久ロードレース」も開催されていました。しかし悲しいことに今年のJP2504時間耐久ロードレース開催分をもって終了することが発表されたんです……。「若手の登竜門」とも言われていた過去があるからこそ今年で最後なんてとても残念ですよね。 

    コロナ前までは約10万人の観客を動員しとても盛り上がっていました。しかしながら年々観客数は減少し、2023年でいうと約4万人の動員となっています。以前のコロナの影響もあってか、コロナ前ほどの観客はなかなか集まっていません…。夏の祭典ともいえるレースだからこそ以前の活気を取り戻してバイク業界がまた熱く盛り上がればいいなと思います!! 

    前夜祭ではコース上で「ナイトピットウォーク」「バイクパレード」などさまざまなイベントが行われとても賑わっています!去年からは「8FES」と呼ばれるイベントステージが開催されており、その中でも音楽とバイクレースが融合したLIVEステージを楽しみにしておられる方も多いのではないでしょうか! 

    今年は去年に引き続き相川七瀬さん、若者にも人気のあるwacciなど豪華アーティストが出演されていましたよ♪井上社長は昨年の8耐で相川七瀬さんのLIVEが生で見れると楽しみにされていましたが、時間の都合で見に行くことができず…。去年のリベンジとして今年はばっちり見ることが出来たそうです♪ 

    2024年も鈴鹿8耐が鈴鹿サーキットにて開催されました! 

    今年の8耐は7月19日(金)から21日(日)に行われ、決勝は日曜日の11:30にスタートされました。今年もかがっちさんとぞのっちさんが現地まで観戦しに行ってくれていたので、レースの結果や会場の雰囲気などのお話をたくさん聞いてきましたよ!去年の8耐は「KRP SANYOUKOUGYO&MATSUBA RS-ITOH」というチーム名で柳川明選手、中村修一郎選手、中村竜也選手の3名が参戦していました。5時間が経過したころには15位にまで順位を上げ、Kawasaki勢の中でもトップになる瞬間があり13位から15位辺りをキープしていましたが残り時間約40分で転倒。しかしながらピットクルーの方たちの素晴らしいスピードと精度で無事にコースインし28位という順位で完走することができました!! 

    今年の結果はどうだったのか⁉それについての詳しいブログは近日公開しますので楽しみにお待ちください!! 

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    本日も最後までご覧いただきましてありがとうございました! 

    それでは今日はこのあたりで。 

    ほなね~、リカでした! 

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“ここで三陽工業がバイクと深いかかわりがある理由をお話してみるの巻” への1件の返信

  1. 去年の悔しさもあったし 何とか今年は と
    テレビ観戦にも熱が入りましたが 無事完走!
    ホントにお疲れ様でした!
    しかも ヤナさんを欠いた2人体制での完走は ミラクル!
    見ていて ハラハラしましたが この成績は ライダーのお二人にとっても
    すごい経験になったんじゃないですか!
    できることなら 来年こそは 万全の体制で臨んでいただきたいですね
    そしてこのブログでも リカ氏の生観戦リポートを
    是非 拝見したいですよw

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